【福岡市城南区】ツマアカスズメバチ駆除
蜂の種類 | ツマアカスズメバチ |
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施工内容 | ツマアカスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 換気口 |
対応エリア | 福岡市城南区 |
今回は福岡市城南区の80代男性のお客様からの蜂被害のご相談がありました。蜂の種類はツマアカスズメバチという特定外来種の蜂です。日本でその存在を確認されたのは2012年ですが、それ以来少しずつその数を増やして現在では全国で見られるようになりました。もともとツマアカスズメバチはアジアの国々が原産地です。それがいつの間にか貨物に混ざって日本国内に輸入されてきてしまいました。今では生態系を脅かす蜂として問題となっています。お客様は当然ながら、自宅の換気口に作られた巣がツマアカスズメバチだとはご存じありませんでした。普通のスズメバチだと思っておられたようです。私が駆除にうかがったときに、頭が黒で胴体からお尻にかけてオレンジ、そして足が黄色という特徴を確認したときに、これはツマアカスズメバチだと初めてわかりました。
お客様にも、この蜂がツマアカスズメバチであることをお伝えし、特定外来種の蜂であることも同時にお話ししました。お客様はかなり驚いておられましたが、しっかり駆除をすれば問題はありませんとお話しさせていただきました。お見積り書をお客様に確認していただいてから、いよいよ作業開始となります。まず蜂の巣がある換気口を点検すると、そこを出入り口にしてツマアカスズメバチが忙しく飛び回っているのがわかりました。巣は換気口の中の空間にあるはずです。換気口の中を覗くとすぐそばに約33cmのツマアカスズメバチの巣がありました。これよりさらに奥の方に巣があると作業も大変です。
ツマアカスズメバチの巣に殺虫剤をかけて完璧に駆除を行いました。中にもずいぶんたくさんの蜂がいましたが、換気口の周りにも多くのツマアカスズメバチが集まっておりパニック状態になっているのがわかりました。巣の外の蜂たちも警戒心をあらわにして攻撃してくるので、こちらも殺虫剤で対応し、30分ほどで全てのツマアカスズメバチを駆除することができました。
換気口の蜂の巣を撤去する作業を行なって今回の出張作業は完了しました。ツマアカスズメバチの駆除自体は一般的なスズメバチの駆除方法と同じです。ですが外来種なので完全に駆除しておくことが重要になります。お客様も、何ヶ月もツマアカスズメバチに悩まされていたので、今回すべて駆除できたことでとても安堵しておられました。換気口も今後蜂が入らないように細かいネットを張っておいたので、ここにはもう巣作りされる心配もありません。