【所沢市榎町】キイロスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | ウッドデッキの中 |
対応エリア | 所沢市榎町 |
埼玉県所沢市榎町のお客様から、ウッドデッキの中から黄色いハチが出入りしているとご相談がありました。 お伺いすると全体に山吹色のようなハチだということです。 キイロスズメバチのおそれがあり、刺されるリスクも高いので、近づかないようにご案内の上駆けつけ対応しました。 スズメバチにもいくつか種類があるのですが、キイロスズメバチは体は小さい割に攻撃性が高く、ちょっとした刺激でも刺してきます。 しかも、一度刺すと興奮するのか、何度も刺してきたり、周囲のキイロスズメバチも一緒になって襲ってきたりするので注意が必要です。 キイロスズメバチは春になり暖かくなってくると、女王バチが1匹だけで巣を作りはじめます。 やがて働きバチが生まれると、代わりに巣作りをはじめるので、巣がどんどん大きくなります。 場所が手狭になり、巣を作る場所を引っ越して、さらに巨大な巣を作るという特徴もある珍しいハチです。 9月頃が巣の成長のピークで、数百から千を超えるようなキイロスズメバチが群生し、大きなものでは1m近いボール状の巣を作ります。 引っ越しの時期は7月頃、暑くなる時期が多いです。 そのため、今回のケースは引っ越し前の巣だと思われます。 最初は比較的閉鎖的な空間に巣を作るので、手狭になり、より巣が大きく作れる場所に引っ越すのです。 引っ越すなら、そのままでも大丈夫なのかと思われがちですが、引っ越し先はそう遠くまで行きません。 基本的に100m圏内とわれており、同じ住宅の軒下などの解放的な空間に作られるケースも多いです。 そのため、まだ巣が小さい段階で駆除しておかないと、別の場所でより大きな巣を作られてしまうリスクがあります。 キイロスズメバチは環境適応性が高く、住宅街にも巣を作る傾向が高まっていて、現在、スズメバチ被害でもっとも多いともいわれています。 刺されるリスクも高いので、注意しなくてはなりません。 刺されると痛みやしびれが起きるほか、大きく腫れあがり、数日ひかない場合もあります。 最悪の場合はアナフィラキシーショックを起こすこともあるので、生活環境に巣がある場合は、速やかに駆除することが必要です。 今回はウッドデッキの中であり、ウッドデッキで食事をしたり、くつろいだり、お子様が遊ぶような場合に刺されるリスクも高いので、早急に駆除しなくてはなりません。 駆除をはじめるとキイロスズメバチの攻撃性も増すため、お客様には室内に入っていただき、窓をすべて閉めていただきました。 ウッドデッキの上からでは隙間もなく中の様子が見えないので、万全の防備をした上で、下を覗きます。 床下は人がギリギリ、腹ばいで潜れるかどうかのスペースしかありません。 そのため、燻煙剤でキイロスズメバチ駆除をおこなうことにしました。 まず、飛び回っているキイロスズメバチには薬剤をスプレーして駆除します。 続いて燻煙剤をウッドデッキの下エリアでたき、いぶしていきます。 キイロスズメバチの動きが鎮まったところで、下に潜り込み、ソフトボール大になっていた巣を切除しました。 袋に詰め、薬剤をスプレーして封印すれば駆除は完了です。