【狭山市祇園】キイロスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 物置 |
対応エリア | 狭山市祇園 |
今回は、埼玉県狭山市祇園にお住まいのお客様から、物置にキイロスズメバチが巣を作ったとご連絡いただき現場に伺いました。 キイロスズメバチは、ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属のケブカスズメバチの亜種です。 日本国内に分布するスズメバチの中では最も小型の種で、全体的に黄色っぽい体色をしています。 女王バチで2.5~2.8cm、働きバチで1.8~2.4cmと小さいながら攻撃性が高く、強い毒を持っているハチです。 ミツバチの場合は一度刺すと針がお腹から取れてしまうため、同じハチが複数回刺してくることはありませんが、キイロスズメバチの場合は何度でも刺すことができます。 そのため、一度襲われると複数回刺されることもあり非常に危険です。 刺された箇所は赤く腫れあがり激痛を伴うため、迅速な処置が必要になります。 キイロスズメバチは環境適応能力が高いと言われており、自然が多い場所だけでなく都会でも被害が多いです。 本州から九州にかけて生息しており、3月末頃から11月、長いと12月まで活動します。 雑食性で、虫の肉や樹液、時にはミツバチも狩って幼虫の餌にするハチです。 冬頃になると働きバチが全滅し、新女王バチだけが越冬するため3月に活動を開始する頃は比較的駆除しやすい状態になります。 7~9月頃になると最も働きバチが多い時期になるため、巣全体が凶暴化して駆除が難しいです。 また、働きバチが増えてくると巣を引っ越し、新女王バチやオスバチが羽化する準備を整えます。 オオスズメバチなど大型のハチが土の中など狭く閉鎖的な環境を好むのに対し、働きバチが増えて巣を引っ越したキイロスズメバチが好むのは、軒下や今回の物置のような比較的開放感のある環境です。 働きバチが増えるまではほかのスズメバチと同じく閉鎖的な環境に巣作りをします。 毒性はオオスズメバチほどではないものの、黒いものや強い香りなどに反応し向かってくることが多いです。 追跡距離はオオスズメバチと同様長く、外敵を30mほど追いかけて攻撃します。 巣から10m程度の距離に近付いただけで威嚇や攻撃が始まるため、巣があると気付いたらなるべく近寄らないようにしてください。 キイロスズメバチの巣は、明るい茶色でマーブル模様をした楕円形の塊に穴が空いている形状です。 この穴から働きバチが出入りし、内側にツリー状に作られた育房で幼虫を育てます。 攻撃性が高いため、駆除の際は防護服が必須です。 キイロスズメバチの巣に向けて殺虫剤を散布し、巣の内部に薬剤が行き渡って働きバチが出てこなくなったのを確認してから取り外してゴミ袋に入れて密閉します。 巣の大きさによって駆除の料金が異なりますので、まずは現地を確認するためにもお電話にてご相談ください。 状況を確認次第お見積もりをさせていただき、お客様にご納得いただいてから作業をいたします。 キイロスズメバチは人の出入りする場所にも営巣するため、早めの駆除が必要です。 巣の発見次第迅速にご連絡いただくことで、お客様ご自身やご家族、ご近所の方への被害が出ないうちに対処させていただきます。