【古河市本町】スズメバチ駆除

蜂の種類	スズメバチ
施工内容	スズメバチの巣駆除
施工箇所	屋外倉庫
対応エリア	古河市本町

数あるハチの中でも、キングといわれるのがスズメバチです。何もしなければ刺されないといわれますが、整髪料や香水の香りにとても敏感な生き物です。何もしなくてもそうした刺激を受けて、とつぜん刺してくることもあります。先日も古河市本町の30代男性のお客様から、スズメバチにまつわるご相談をいただきました。「屋外倉庫にでっかい巣があるので、キレイさっぱり除去してほしい」というご要望でした。資材関係のお仕事をされている事業者の方で、内部の点検をしていたところ、異変に気付かれたそうです。その日の夕方に現場にむかいました。
到着したのは17時ごろ。夏が近いということもあり、太陽が明るく照らしていました。お客様に、倉庫のカギを開けてもらいます。資材置き場ということもあり、中はとてもゆったりした造りでした。懐中電灯で照らしていたところ、私たちに気付いたスズメバチが、数匹ブーンと目の前を飛行しました。これ以上は危険と判断し、お客様は倉庫の外に避難してもらいました。調査したところ、木材と木材のすきまに、約36cmのスズメバチの巣がありました。白と茶色のしま模様の巣が、デカデカと作られています。スズメバチは鋭いあごで樹木をかじり取り、唾を混ぜながらこのような巣を仕上げていきます。とても芸術的な巣ですが、この中に100匹以上のスズメバチがいるかと思うと、気分のいいものではありません。小型カメラで巣の撮影をおこない、その場で概算書をお作りしました。お客様の了承を得たところで、駆除の準備をしていきます。
倉庫のすきまから複数のスズメバチが出入りしていたので、まずは外にいるハチを駆除。続いて内部の、本丸に狙いをさだめていきます。とっくり型の巣から大きな女王バチが出てきたので、エアスプレーで攻撃。まずは親分を、死滅させます。続いてピレスロイド系の殺虫剤を塗布して、ハチの巣を丸ごと攻撃します。怒り狂ったスズメバチが、私の足や腕を総攻撃してきましたが、掃除機で吸い込みながら、なんとかその場をしのぐことができました。死にかけたハチが多くなったところで、カマを使ってハチの巣を刈り取っていきます。ぶ厚いケースにハチの巣を押し込めて、なんとか闘いは終わりをむかえました。腕時計を見たところ、作業時間はおよそ50分でした。
外に出るとご依頼主のお客様のほかにも、社員の方が数名、駆けつけてくれていました。芸術的なスズメバチの巣をケースごとお見せすると「わー」という歓声があがりました。こんなに大きなハチの巣を見たのは、数年ぶりというお話でした。スズメバチは私たち業者にとっても、非常におそろしい生き物です。毎年多くの方が亡くなられている、無視できない危険生物です。駆除にどのくらいの費用がかかるのか、事前のお見積りも喜んでお受けしています。ハチが狂暴になる前に、どうぞ早めに対策ください。