【安城市赤松町】アシナガバチの巣駆除

蜂の種類 | アシナガバチ |
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施工内容 | アシナガバチの巣駆除 |
施工箇所 | 屋外倉庫 |
対応エリア | 安城市赤松町 |
愛知県安城市赤松町のお客様から、アシナガバチ駆除の依頼が入りました。 敷地内にある屋外倉庫で大きな巣を発見し、驚いてのご連絡です。 ではここで、アシナガバチの特徴についてご説明します。 毎年6月頃になると、女王蜂が単独で巣を作り始めます。 産卵した幼虫が羽化し、働き蜂になると巣づくりのペースが早まり、知らない間に巨大化しているケースも珍しくありません。 そして、7月の下旬から8月にかけて、巣の大きさと働き蜂の数がピークを迎えます。 女王蜂はもちろん、働き蜂も攻撃性を高めるので、普段は滅多なことでは刺さないアシナガバチも、ちょっとした刺激を与えるだけで刺してくることがあるので注意が必要です。 特に巣を駆除しようとすれば、働き蜂の大群に襲われるリスクもあります。 夏場にアシナガバチの巣を見つけたときは、蜂駆除業者に依頼するのが賢明です。 真夏の駆除作業は、防護服を着用するだけで汗がダラダラと流れ出るので、暑さとの闘いでもあります。 そのうえで、アシナガバチに刺されないよう、慎重に駆除しなくてはなりません。 アシナガバチは、毒性こそスズメバチより低いですが、刺されたときの痛さはスズメバチ以上と言われています。 アシナガバチの巣はハスのような形状をしています。 巣穴が複数あり、外部に露出した構造です。 そのため、薬剤を噴霧した際に、巣穴から四方八方にアシナガバチが飛び出してくるおそれがあります。 しかし、アシナガバチの抵抗力はそこまで強くなく、殺虫剤をほんの数秒浴びるだけですぐに死にます。 巣から2mほど離れた場所から薬剤を噴霧できれば、こちらに向かってくることなくボトボトと地面に落ちていくので、襲われる心配はほぼありません。 今回のケースでは、巣穴が露出した大きな巣に発展していたので、シャワータイプのノズルで薬剤を一気に噴射することも考えました。 しかし、周囲の庭木にかかるおそれがあるため、燻煙剤を焚いて長い棒にくくりつけ、巣に向けて燻煙する方法を採用しました。 数秒ほどでアシナガバチが巣から出てくるとともに、地面に落ちていきます。 もちろん、落ちたからといって放置するのは好ましくありません。 生き残りがいるおそれもありますし、死骸にアリやミミズ、ダンゴムシなどの害虫が集まってくるので、お庭の環境が悪化してしまう可能性も否定できません。 そこで、丁寧に掃除をして死骸を回収して袋に詰め、念のため薬剤も噴霧しました。 続いて、アシナガバチが飛び出してこなくなった巣を撤去します。 巣を袋に詰め薬剤を噴霧した後は、しっかりと口を縛ります。 このとき、外にエサを取りにいっていた働き蜂が戻ってくる可能性があるため注意が必要です。 巣がないことに気づき、興奮して襲ってくる可能性があるので、お客様には1週間程度は窓の開け閉めや、ベランダや庭での作業に気をつけていただくようお願いしました。 そのうえで、蜂が苦手とするにおいを発する木酢液を薄めたものを周辺にスプレーし、アシナガバチが近寄ってこないよう、防除措置を実施しました。