【千葉市若葉区】ミツバチ駆除
蜂の種類 | ミツバチ |
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施工内容 | ミツバチの巣駆除 |
施工箇所 | 車庫 |
対応エリア | 千葉市若葉区 |
千葉市若葉区の国道沿いにある車庫にミツバチの巣が出来ているとの連絡を午前10時前に受けました。連絡を頂いたのは80代男性で、急ぎの用事で車で出かけようとした時に大きなハチの巣を目撃して大変驚き、車に乗る時に刺されそうなので、すぐに対応して欲しいとのことでした。私はすぐに現場へ向かいました。
30分ほどして現場に到着し、依頼主にミツバチの巣を案内してもらいました。車庫の上の方に出来たのは約49cmのミツバチの巣でした。巣に出入りしているミツバチはセイヨウミツバチでした。ものすごい数のミツバチ分蜂群が車庫で集団になって群がっていました。ミツバチの「分蜂」とは、女王蜂の娘が成虫になって新女王蜂になる直前に、女王蜂は娘の新女王蜂のために巣をあけ渡します。その時に、巣にいる半分ぐらいの働き蜂を引き連れて新しい居場所を求めて集団で移動することです。5~6月はミツバチが分蜂する時期ですので、このような依頼が増えます。過去には1万匹以上群がっていた時もありました。依頼主にミツバチの特徴を説明して対応と見積もりをお伝えしました。
ミツバチの分蜂群を駆除しようと殺虫剤をスプレーする事を考えましたが、その瞬間にミツバチが刺激により攻撃してくる事により駆除が面倒になると思いました。また、依頼主の車が近くにありますので殺虫剤は使いにくいです。そこで掃除機を使ってミツバチを吸引していく方法を選びました。ミツバチはスズメバチと違っておとなしいのが特徴ですので、軽装備で駆除作業ができます。しかし、掃除機の先でミツバチをつぶして仲間のミツバチの攻撃を受けないように、刺激を与えないようにひたすら我慢強く慎重に掃除機を使ってミツバチ分蜂群を吸引し続けました。何匹かは吸い取りにくい場所におり、粘着板で捕虫しました。作業は無事に進み、60分ほどで終わりました。
約49cmのミツバチの巣はきれいに撤去できました。後片付けも終わり、日中に急に起きた駆除作業は完全に終了しました。ミツバチは、さまざまな農作物の受粉を助ける我々にとってはありがたい存在です。そのミツバチの集団を吸引法で根こそぎ生け捕りに出来たのは良かったです。セイヨウミツバチの分蜂群が、騒ぐこともなく静かに吸い取られてくれた事に感謝したいです。依頼主は安心して車で出かけられるという日常を取り戻せて大変安心されていました。依頼主に被害が無くてとても良かったです。