【枚方市磯島南町】キイロスズメバチの巣駆除

蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 玄関前の軒先 |
対応エリア | 枚方市磯島南町 |
大阪府枚方市磯島南町にお住まいになる30代の奥様から、自宅にできている蜂の巣が怖いので何とかしてほしいというご相談をいただきました。 子どもがいるため、今日にでも来てもらえないかということでした。 朝一番にお電話をいただき、その日の12時にはお伺いすることができました。 場所は玄関前の軒先です。 詳しく見させていただくと、ボールのような形の巣が軒下にぶら下がっています。 大きさは50cmくらいです。 表面が貝殻のような模様で、これはキイロスズメバチの巣であると判断できました。 キイロスズメバチとはスズメバチの一種ですが、非常に凶暴です。 オオスズメバチの次に攻撃力が強い蜂ですので、気をつけなければなりません。 しかし、体長はさほど大きくなく、女王バチで3cm弱ほどです。 働き蜂は2cmほどしかなくて、大きさだけ見るとそこまで凶悪には見えないでしょう。 ただし気性が荒く、ちょっとした刺激にも敏感に反応して攻撃を仕掛けてきます。 今回のご依頼の場合、玄関という場所がまず厄介です。 ご家族の皆さんが通る場所だからです。 今は蜂の巣があるため、ご家族は裏のベランダの窓から出入りされているとのことでした。 なお、キイロスズメバチの巣は比較的短期間で大きくなります。 今は50cmほどの大きさですが、あっという間に1mほどに成長することでしょう。 他にも、7月頃になると、すべての働き蜂が住めるような場所に巣の引越しをすることもあります。 大量の蜂が飛び交うことになり、その姿に恐怖する方も珍しくありません。 ご依頼を受けたのは6月でしたので、なるべく早めに駆除した方が賢明と言えます。 このような説明をお客様にしたところ、とにかくすぐに駆除してくださいとのことでした。 キイロスズメバチの巣の駆除は、私どもも慎重に行わなければなりません。 刺されるわけにはいかないので、しっかりと全身を防御します。 キイロスズメバチは黒色に反応します。 私どもは白い防護服を着て、袖口や裾もテープで塞ぎ、服の中に蜂が入らないようにしました。 駆除作業は、基本的に夜の時間帯に行います。 今回の開始時刻は19時です。 ピレスロイド系の成分入りの殺虫剤が効果があるので、今回はこちらを使用することにしました。 巣から2mほど離れた場所からスプレーを噴射して、巣の中にいる蜂が動けなくなるようにします。 蜂がおとなしくなるまでには、おおよそ10分ほどかかりました。 そして、地面に敷いた袋の中に巣を落とし、再度殺虫剤を振りかけておきます。 地面に落ちた死骸は決して手で拾わず、ほうきで丁寧に集めて塵取りで取らなければなりません。 なぜなら、毒針があるからです。 死骸もゴミ袋に入れて、しっかりと封を閉じます。 もうひとつ気をつけなければならないのが、戻り蜂の存在です。 外に餌などを求めて出ていた蜂が、巣に戻ってきます。 しかし巣は取り除いているので、再度営巣する可能性があるわけです。 これを防ぐために、巣があった場所にもしっかりと殺虫剤を振りかけておきます。 私どもは戻り蜂を確認したかったので、その日は明け方までその場で待機しました。 戻り蜂は数匹いたため、殺虫剤をかけて退治しました。 お客様に現場を確認していただいたところ、非常に喜ばれているご様子でした。 多くのお客様は、蜂の巣を見ても、どのような種類かまではわかりません。 蜂の巣によって、攻撃度や毒性の強さなどが異なります。 素人判断で駆除するのは大変危険なので、巣を見つけた際は、まずは一度弊社までご連絡ください。