【和泉市池田下町】オオスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | オオスズメバチ |
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施工内容 | オオスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | アパートの廊下 |
対応エリア | 和泉市池田下町 |
大阪府和泉市池田下町にあるアパートの管理会社の担当者から、アパートの廊下に巣ができていて、住人の1人がスズメバチに刺されてしまったから駆除してほしいとのご連絡を受けました。 住人の方は患部がひどく腫れたそうですが、命に別状はなく、クリニックを受診して快方に向かっているとのことです。 アパートは何人もの住人の方が毎日頻繁に出入りするので、その廊下に巣があるとなると大変危険です。 幸いにも16時の時間帯が空いていたため、その旨をお客様に伝えたところ、快く了承してくださいました。 現場に到着して確認すると、なんとオオスズメバチでした。 オオスズメバチは非常に凶暴で毒性が高く、刺された方が死亡することもある大変恐ろしい蜂です。 刺された住民の方は、患部の腫れがなかなか引かないとのことでしたが、重症にならなかったのは不幸中の幸いでした。 オオスズメバチは、非常に凶暴な性格をしています。 さらに敏感でしつこく、巣の近くを通ったり、少し刺激を与えたりするだけでもすぐに襲いかかり、執拗に刺してくる危険な蜂です。 巣を撤去しようとすれば、一斉に攻撃されるおそれがあるので、専用の防護服を着用したうえで対応します。 このとき、巣の近くからでは襲撃されるおそれがあるので、ノズルが長い噴霧器を用い、少し離れた場所から薬剤噴霧を行いました。 もちろん、住人の方には極力外に出ないよう、事前にお願いしてあります。 しつこいオオスズメバチも薬剤には弱いです。 数十秒ほど薬剤をかければ、どんどん息絶えていくため問題ありません。 オオスズメバチの動きがなくなった後は、巣に近づき巣を頑丈な袋で覆います。 また、袋の中に薬剤を噴霧して、生き残っている蜂に最後に一撃を与えます。 そして、巣を切り離して袋の中に詰め、縛りました。 その後、廊下や外側などに落下したオオスズメバチの死骸を回収して、清掃します。 死骸があると、アリなどの害虫が侵入してくる可能性が高まるためです。 また、死骸には毒針が残っているという点にも注意が必要です。 オオスズメバチの毒は猛毒であり、直接刺されなくても、毒の成分に触れるだけでかぶれや腫れなどの症状が現れることが少なくありません。 住人の方が死骸を踏みつぶし毒に触れてしまうリスクがあるので、死骸の回収までしっかり対応させていただきました。 オオスズメバチは、一般的に土の中や木の洞のような場所に巣を作ります。 都心部の住宅街で見かけることはあまり多くありません。 しかし、訪問させていただいた地域は、お住まいの裏手に林や田畑などが広がる地域でした。 そのため、今後の予防も含め、アパートの廊下に蜂が嫌うにおいを発する竹酢液などを薄めた容器をぶら下げておくなどの防除措置も実施しました。 また、アパートの敷地内の草刈りや植木の剪定などを徹底し、オオスズメバチが好んでやってくるような環境を作らないことも大切です。 このようなことをお客様にアドバイスしたところ、大変参考になるとおっしゃってくださいました。