【目黒区柿の木坂】クマバチの巣駆除
蜂の種類 | クマバチ |
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施工内容 | クマバチの巣駆除 |
施工箇所 | 軒下 |
対応エリア | 目黒区柿の木坂 |
東京都目黒区柿の木坂のお客様より、軒下でクマバチが巣を作ったかもしれないとご連絡をいただきました。 クマバチは一般的なハチのイメージと異なった見た目をしています。 ハチというと、黒と黄色のシマ模様の体がイメージされますが、クマバチは黒い毛に覆われていて、シマ模様はありません。 キムネクマバチは、胸元が黄色い毛で覆われていますが、やはりシマ模様はありません。 全身が黒い毛に覆われ、ふっくらとした見た目なので、クマに似ているとのことでクマバチと名付けられました。 他のハチと比較して凶暴性はなくおとなしい性格をしていて、刺激を与えない限りは人間を襲ってくることはありません。 また、クマバチはメスしか針を持っておらず、刺される機会もそう多くないです。 では、クマバチを庭で見かけても放置していいのかというと、そうではありません。 クマバチは木に穴を掘って巣を作るため、庭木や木材に穴を開けられてしまい、空洞化してしまうおそれがあるのです。 クマバチが毎日のように庭を飛び回っているとなると、庭木や住宅の木材などに巣を作られているおそれがあります。 木が弱って枯れてしまう危険性があるほか、家が傷んでしまい、雨が入り込んで雨漏りするリスクも高まります。 そのため、巣を発見してクマバチ駆除を行い、穴をふさぐなどの処置を行わなければなりません。 クマバチは巣を何年も使い続ける性質があり、巣穴がどんどん広がり、奥深くなって空洞化や木の腐食が進むリスクもあります。 放置し続けたことで、木材を交換する修理をしなければならなくなったケースなどもあるので、大掛かりな工事にならないよう、早めの駆除と巣穴の補修を行いましょう。 庭を飛び回っていたクマバチの飛ぶ方向を観察し、巣が作られている場所を絞り込んでいきます。 クマバチが入り込んだ場所を発見できたので、防護服を着用の上、ハシゴをかけて近くまで行き、巣の状態を確認しました。 予想以上に巣穴が大きく、深そうなので、今年できたものではなさそうです。 巣ができてから、2~3年は経っているかもしれません。 殺虫剤をノズルで差し込んで入れる方法もありますが、中に死骸が残るのをなるべく避けたいので、燻煙式の殺虫剤を用いました。 燻煙式の殺虫剤は、巣の出入り口をふさぐ必要がないため、中にいるハチを外におびき寄せて駆除できます。 燻煙剤を巣穴近くで焚くと、働きバチが飛び出してきて、次第に動きが少なくなり、息絶えて落ちていきます。 巣から飛び出てくるクマバチが落ち着いたところで、巣穴に近づき、改めて殺虫剤のノズルを入れてスプレーしました。 細い棒状の道具を差し込み、木材を傷つけないように慎重に作業しながら、死骸やゴミなどをかき出します。 死骸が残っていると、木が腐食するなど住宅を傷めるおそれがあるため、死骸を残さないよう念入りに作業します。 クマバチの駆除は、巣の駆除自体よりも、駆除後の作業のほうが手間がかかる場合が多いです。 ていねいに死骸などをかき出したら、穴に木工パテを注入しました。 穴をそのままにしておくと、クマバチが再び巣にしてしまうだけでなく、雨が入り込んで木を傷めることもあります。 住宅を守るためにも、駆除後の処置が重要です。 クマバチの駆除作業は、我々プロにお任せください。