【品川区上大崎】ミツバチの巣駆除

蜂の種類 | ミツバチ |
---|---|
施工内容 | ミツバチの巣駆除 |
施工箇所 | 敷地内の木 |
対応エリア | 品川区上大崎 |
東京都品川区上大崎の60代のお客様から、ご自宅の敷地内の木に蜂の巣があるので見てほしいというご相談がありました。 お話によると、さほど大きな巣ではないもののそばを通るのが怖く、お孫さんもいらっしゃるし近所迷惑になっては困るということでした。 さっそく私どもがおうかがいして拝見しますと、どうやらミツバチの巣のようです。 ミツバチの巣は平らな板が垂れ下がった形をしていて、規模が大きくなると板の枚数が増えて蜂の数も多くなります。 性格はおとなしく刺激しなければあまり人を襲ってくるようなことはありませんが、一度一匹が攻撃態勢に入ると刺激臭を出し、仲間のミツバチを呼んで攻撃することがあります。 単にミツバチを見かけただけであれば、巣を作っていない場合もあるので気にしなくても良いことがありますが、今回は庭木に巣を発見しているため看過できません。 お客様は、ミツバチであれば駆除する必要はないのかもしれないと迷っておられましたが、ミツバチの被害としては刺される以外にも排泄物があります。 ミツバチは飛びながら糞をするため周囲が汚染されやすく、さらに白いものの上に集中して排泄する傾向があるので洗濯物が被害に遭うことが多いです。 そして何より、ミツバチはオオスズメバチのエサになるため、非常に危険性の高いオオスズメバチを呼び寄せてしまうおそれがあります。 このようなことをご説明させていただいたところ、お客様も駆除を希望されることになりました。 基本的には益虫なので、闇雲に駆除するのも違いますが、さまざまな角度から考察し、人に何らかの被害が出るようであれば駆除を考えた方が良いでしょう。 ミツバチは、ほかの蜂と違って前年に作った巣を使い営巣し続けています。 女王蜂だけでなく、働き蜂やオス蜂も越冬するため一年を通じて注意が必要です。 攻撃性は低いものの、複数箇所刺されると被害が甚大になりますし、人家のそばにあるならやはり駆除した方が賢明と言えます。 手順としては、まず防護服を着用し、蜂の巣から3mほど離れた場所から巣表面へ薬剤を散布します。 蜂を追い出した後は、巣の中にも届くよう、さらに散布を続けるのが一般的です。 働き蜂がいなくなったところで巣を落とし、用意したビニール袋に密封すれば完了です。 今回は、サイズがそれほど大きくなかったため、比較的短時間で駆除作業が完了しました。 なかには、家の壁の中に巨大なコロニーを作り、住み続けることが困難になってしまったケースもあるので油断は禁物と言えます。 巣盤が大きすぎて持ち出せないほどの重量になってしまうことも珍しくありません。 ミツバチは小さいですが、集団の力はすさまじく、なるべく早く発見し、専門の業者に連絡することが大切だと言えるでしょう。 なお、ミツバチは春から夏にかけて、分蜂(ぶんぽう)という引越しをすることでも知られています。 分蜂は新しい女王蜂が誕生し、急激に増えたミツバチたちの半分ほどが、旧女王蜂とともに巣を出て群れになった状況です。 この群れは、新しい巣を探すために、木の枝などでひとかたまりになって休憩することがあります。 大量のミツバチの集団は恐怖の対象として見られやすいですが、急いで駆除する必要はありません。 分蜂中のミツバチはおとなしく、人間が手を出さなければ攻撃してくることはまずありません。 数日で新しい場所へ移動していくので、その間は刺激しないようにやり過ごしてください。