【西尾市伊文町】キイロスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | アパートの廊下 |
対応エリア | 西尾市伊文町 |
愛知県西尾市伊文町でアパート経営をされている50代のお客様より、所有するアパートの廊下に大きなスズメバチの巣ができてしまったので駆除してほしいというご依頼をいただきました。 お話を伺う限り、キイロスズメバチの巣のように予測できましたが、キイロスズメバチは攻撃性が非常に高く大変危険なスズメバチです。 キイロスズメバチが巣を作り始めるのは春先ですが、夏前に急激に巣のサイズが大きくなるという特徴があります。 お客様のアパートは定期的に清掃も入っていますが、ほんの数日前にはなかったと思われる箇所に、突然大きなボール状の巣ができて大変驚かれたそうです。 各部屋へつながる共通廊下なので、このままでは入居者の方々に被害が及ぶ危険があり、早急に駆除してほしいとのことでした。 できる限りスピーディーに対処すべく、現場に向かいました。 拝見すると、廊下上部に貝殻模様のボール状の巣があり、確かにキイロスズメバチの巣だと思われます。 キイロスズメバチの巣は比較的短期間で大きくなる特徴があり、そのまま放置していると1mほど巨大化することもあるため早急な駆除が必要です。 ただし、キイロスズメバチは人間が巣に近づいただけで攻撃してくる性質を持ち、興奮状態で威嚇行動をすると顎をカチカチと鳴らし、その音は人間にも聞こえるほどです。 攻撃態勢になると警報フェロモンを出して仲間を呼び、大集団となって襲ってくるため大変危険なスズメバチと言えるでしょう。 近くにいる人は無差別に襲われてしまうため早急に駆除する必要がありますが、日中に駆除すると働きバチが暴れて周囲の住宅にも危険があるため、駆除は夜の時間にさせていただきました。 夜は活動が鈍くなり、働きバチも巣に戻ってきているので効率的に駆除できます。 お客様にはその間、入居者の方々に注意するよう、連絡してもらい、私どもはいったん撤収しました。 そして、連絡があった当日の20時に再度訪問させていただき、防護服を着用してさっそく駆除開始です。 まずは、巣から3mほど離れた場所から外壁に薬剤を散布します。 反応したキイロスズメバチが一斉に飛び出してきますが、そのまま3分ほど散布し、働きバチの動きを観察します。 働きバチの動きが鈍って数が減ったところで巣の内部にも薬剤を散布し、5分ほど噴霧を続けた後、巣を落としました。 まだ動いているキイロスズメバチもいますが、薬剤の効果によって弱っているため襲ってくることはありません。 巣はビニール袋に入れて密封し、もう一度薬剤を散布してから周りをきれいに清掃し、駆除を終了しました。 お客様にも確認していただき、戻り蜂への注意をして作業完了です。 戻り蜂は、駆除時に巣にいなかった働きバチや逃げた働きバチがその場所に戻ってくる現象で、場合によっては再度同じ場所に巣を作ることがあります。 念のため薬剤を散布しましたが、1週間程度は殺虫剤をかけておくと安心ということをお客様に伝え、現場を去りました。