【西尾市和泉町】ヒメスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | ヒメスズメバチ |
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施工内容 | ヒメスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 敷地内の木 |
対応エリア | 西尾市和泉町 |
愛知県西尾市和泉町のお客様から、庭の手入れをしていたら、敷地内の木にハスの形のような蜂の巣を見つけたとご連絡をいただきました。 大きな蜂が巣に群がっていて、怖くて庭に出られなくなったとおっしゃるため、速やかに駆け付けました。 巣があったという庭木を確認させていただくと、ヒメスズメバチでした。 ヒメスズメバチは他のスズメバチと異なり、巣穴が1つで球形の巣ではなく、巣穴が複数あるハスの形のような巣を作るのが特徴です。 また、ヒメスズメバチは、他のスズメバチと異なり、エサにも違いがあります。 他のスズメバチは主に蜂以外の昆虫などを捕食しますが、ヒメスズメバチはアシナガバチの幼虫をメインに食べます。 そのため、エサを取る際にはアシナガバチの巣を狙わないといけません。 もし自宅のお庭にアシナガバチの巣がある場合、ヒメスズメバチがやってくることはもちろん、ヒメスズメバチも巣を作ってしまう場合があるので注意が必要です。 幸いなことに、今回依頼していただいたお客様のお宅にはアシナガバチの巣はありませんでした。 しかし、近所にはガーデニングをしているお宅や庭木が多いお宅が多かったので、青虫やケムシなどを捕食するアシナガバチの巣が近隣にできている可能性があります。 ヒメスズメバチはおとなしい性格で、何もしなければ人を刺すことはほぼありません。 しかし、巣を撤去しようとすれば、大切な城を壊されまいと攻撃してくるため油断は禁物と言えるでしょう。 また、ヒメスズメバチはアシナガバチの幼虫をエサとするので、アシナガバチの幼虫が生まれる時期が主な活動期間になります。 ヒメスズメバチは5月頃から巣づくりを始め、やがて産卵をします。 アシナガバチも、5月頃には幼虫の数が増えてくるので、それに合わせる形です。 そのため、ヒメスズメバチが活発になるのは8~9月頃とされています。 つまり、夏の暑い時期はヒメスズメバチが狂暴になっている可能性が高く、真夏から初秋にかけてヒメスズメバチを駆除しようと考えているなら、プロに依頼するのが賢明なのです。 なお、今回のご依頼は8月の暑い時期に受けましたので、春・秋での駆除に比べ、時間を要することになりました。 ヒメスズメバチの性格はややおとなしいものの、サイズが大きいので針が太く、刺されると非常に痛いです。 そのため、しっかり準備して駆除に臨みます。 お客様には室内に退避していただいたうえで、作業を開始します。 防護服を着用し、長い柄のノズルを伸ばし、2mほど距離を取った場所から巣に向けて薬剤を噴霧しました。 庭木になるべくかからないよう、巣を集中攻撃します。 ヒメスズメバチが四方八方に飛び出しますが、薬剤の効果によって、こちらへ飛んでくる前に地面に落ちます。 ヒメスズメバチの動きがなくなったところで巣に近づき、枝から巣を切り離し、袋の中に詰め今一度薬剤を噴きかけました。 その後、周囲に落ちている死骸を回収します。 これは、太い毒針を持っている個体が多いためです。 お客様が庭の手入れをしている際に足で踏みつぶすと、毒液がかかってしまうので、丁寧に回収することが重要です。