【野田市親野井】ヒメスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | ヒメスズメバチ |
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施工内容 | ヒメスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | アパートの廊下 |
対応エリア | 野田市親野井 |
7月の初めに、千葉県野田市親野井にお住まいの主婦の方より、蜂の巣駆除のご依頼を受けました。 この方はアパートの大家さんで、廊下に蜂の巣ができてしまったそうです。 住人の方が刺されたら大変なので、早急に駆除してほしいとのことでした。 ご連絡をいただいた翌日に、さっそくアパートへと伺いました。 蜂に関しては知識もなく、飛んでいる蜂を見ても種類はわからないとのことです。 さっそくアパートの廊下をチェックします。 コンクリートの桟部分の下に、やや小さめの巣がありました。 球状で外に皮があり、下から見ると巣盤が見えました。 サイズのことを考えると、ヒメスズメバチの巣で間違いありません。 ヒメスズメバチは、スズメバチの中でも小さめの巣を作ることで有名です。 お客様に、ヒメスズメバチについていろいろと説明しました。 ヒメスズメバチの体長は25~35mmくらいです。 オオスズメバチの次に大きいので怖がられていますが、性質はおとなしいです。 お尻の部分が黒いので、スズメバチにしては黒っぽく見えます。 攻撃性は低く、追いかけてくる距離もおおよそ5mくらいです。 しかしサイズが大きいので、刺されると鋭い痛みを感じます。 今回の廊下は幅が狭いので、もし住人が持っているかばんなどが柱に当たってしまった場合、巣を刺激してしまうことになります。 働き蜂が襲ってくる可能性が高いため、巣の撤去が必要だということをお客様にお話ししました。 廊下はたくさんの住人が行き来する場所です。 だからこそ、何が起きるかわかりません。 お客様はとにかく駆除してほしいとおっしゃっていたので、見積書をお出しして、さっそく作業準備へと入りました。 サイズから計算したところ、巣の中にはおおよそ60匹程度のヒメスズメバチがいると考えられます。 帽子を被り、その上からフード付きの白い防御服を着用します。 長靴と手袋、ゴーグルをすれば準備は完了です。 なお、袖口にはテープを貼り、服の中に蜂が侵入しないように工夫しています。 時間は夕刻で、廊下は薄暗く、巣には大量の蜂がいる状況なので、慎重に駆除作業へと入りました。 1.5mほど離れた場所から巣へ向かって、殺虫剤を噴射します。 バタバタとヒメスズメバチが出てきました。 しかし、殺虫剤の効果によって次々に地面に落ちていきます。 巣の周りが静かになるまで噴射を続けました。 蜂の姿が見えなくなったところで、長い棒で巣を地面へと落とします。 なお、地面にはあらかじめ袋を置いています。 落ちた巣に再び殺虫剤をかけて、すべての蜂を駆除することに成功しました。 その後、蜂の死骸を回収し、ゴミ袋へと入れます。 お尻に毒針があることが多いので、油断は禁物です。 少々手こずりましたが、無事にヒメスズメバチの巣を取り除くことができました。 きれいさっぱりとした廊下を見て、お客様も大変喜んでいました。 大家という立場上、ずっと気にされていたようです。 ヒメスズメバチはそこまで凶暴ではありませんが、今回のように被害に遭う可能性のある人が多い場所に巣がある場合、早めの駆除が重要です。 ただし、素人が取り除くのはリスクが高いので、お困りの方は弊社までご連絡ください。