【尼崎市稲葉荘】コガタスズメバチの巣駆除

蜂の種類 | コガタスズメバチ |
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施工内容 | コガタスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | エアコンの室外機の中 |
対応エリア | 尼崎市稲葉荘 |
兵庫県尼崎市稲葉荘のお客様より、エアコンの室外機の中にハチの巣ができてしまったとご連絡がありました。 ご連絡を受けすぐに駆けつけて拝見したところ、それはコガタスズメバチの巣でした。 コガタスズメバチは5月ごろ、女王バチが1匹で巣を作り始めます。 6月ごろに働きバチが羽化し始めると、巣作りをバトンタッチするので、それ以降はどんどんと巣が大きくなります。 今回は、夏場にエアコンを使い始める前に室外機のホコリを掃除しようとしたところ、ハチの巣を見つけたとのことでした。 そのため、まだ巣が大きくなる前だったので、室外機内に納まっていたようです。 もっとも小さい巣だからといって、ご自身で対処しようとせず、エアコンの室外機の中にハチの巣を見つけたときは、プロのハチ駆除業者にご相談ください。 いきなり巣を取り払おうとしてハチに刺されてしまう方や、市販の薬剤を室外機に直接スプレーしてしまい、室外機が故障してしまうケースが多発しています。 巣に攻撃が加われば、どんなにおとなしい性格のハチでも襲ってきます。 また、薬剤の成分は精密機械の変色・サビの原因になるだけでなく、含有成分のアルコールに引火して火災になることもあるため、むやみに使用するのはおすすめできません。 室外機内のハチ駆除を行う際は、まず防護服をしっかりと着用します。 室外機には、直接薬剤をかけられないので、基本的には燻煙タイプの薬剤を使います。 燻煙タイプの薬剤とは、薬剤の成分が煙となって周囲に立ち込め、その成分でハチを駆除するものです。 お客様にはあらかじめ室内に退避していただき、洗濯物なども取り込んでいただいた上で、慎重に作業を進めていきます。 まず、燻煙により室外機内部の巣の中にいる女王バチや幼虫、働きバチを駆除しなくてはなりません。 外を飛び回っている働きバチが戻ってきても、燻煙の効果で多くは死滅します。 ハチの動きが落ち着いたら、室外機のカバーを外すなどして、ハチの巣をていねいに除去します。 ハチの巣の破片や、中に入っていたコガタスズメバチの死骸などが室外機の中に落ちると、故障の原因になるためです。 撤去したら袋に詰めて、生き残りのコガタスズメバチがいるリスクを抑えるため、薬剤を噴霧の上で密封します。 その後燻煙の際に、巣から飛び出して死んだハチの死骸が室外機の内部に落ちていないか確認し、ピンセットでつまみだしたり、小さな柔らかいブラシなどで払ったりして清掃しました。 ハチは春に巣を作り始め、夏に活動のピークを迎え、寒くなるころには巣からもいなくなります。 ミツバチを除いて巣は1回限りの使用なので、夏場に駆除すれば、基本的には同じシーズンに巣が再び作られる心配はありません。 ですが、来期以降また作られてしまうリスクはあるため、不安であれば防虫対策を講じましょう。 室外機に防虫カバーを設置するか、ハチが嫌いな木酢液・竹酢液を薄めたものを容器に入れて、周囲にぶら下げるなどの防除策を講じるのがおすすめです。