【土浦市五中】ツマアカスズメバチ駆除
蜂の種類 | ツマアカスズメバチ |
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施工内容 | ツマアカスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 物置 |
対応エリア | 土浦市五中 |
触覚が短く、ボサボサとした体をしているツマアカスズメバチ。謎めいた生態で知られていますが、3mmほどの曲がった針を持っていて、皮膚を刺されるとビューとした激しい痛みを起こします。先日も土浦市五中にお住まいの40代男性のお客様から、このようなご相談をうけました。「実家の物置小屋を片づけていたら、蜂の巣ができていました。両親が刺されたら困るので、見に来てもらえませんか?」これ以上ハチを刺激しないようにお伝えして、その日の午後に訪問させていただくことにしました。
時計の針が午後1時を過ぎたころ、指定のご住所を訪れました。ご両親と息子さんが、あたたかく出迎えてくれます。お庭の片隅に、問題の物置小屋がありました。亡くなったおじいさんが数十年前につくったという、年季のはいった建物です。木の戸を開けてみると、天井にぶら下がるように巣ができていました。体つきの特徴から、世間を騒がせているツマアカスズメバチだと分かりました。サイズを測ったところ、約18cmのツマアカスズメバチの巣でした。ツマアカスズメバチは、鳥のツバメを思わせる茶色の巣をつくります。また空中を飛びながら、大好物のミツバチを捕食します。身体能力が高いので、もたもたしている間に人間が刺されてしまうことも良くあります。心配そうに見守るご家族に駆除の方法と、かかる費用を説明しました。「承知しました。早くやっつけてやってください」お客様がおっしゃってくれました。
少し高い所にツマアカスズメバチの巣があったので、伸縮性のある棒をつかい、駆除をおこなうことにしました。殺傷能力の高い駆除剤を、棒にくくりつけます。マスクとゴーグルにすき間がないか確認して、駆除をスタート。薬剤を撒いていきました。強めの薬を選んだおかげで、空中を飛び回っていたオス蜂、巣の中にいたメス蜂、どちらも一網打尽にできました。作業中にオス蜂に何度も刺されそうになりましたが、何とか持ちこたえられてホッとしました。捕獲用のネットに巣を入れ、周辺の清掃をおこないました。ここまでの時間は、およそ40分。とてもやりがいのある、充実した時間となりました。
お客様にネットに包んだ蜂の巣を、見ていただきました。「こんな怖い巣が、近くにあったと思うとゾッとします。今回はすぐに来ていただいて、ありがとうございました」お礼の言葉をいただきました。ツマアカスズメバチは生態系に大きな影響を与える、非常にこわい危険生物です。もし判別がわからない蜂を見かけたら、私のような業者にお尋ねください。状況に応じて、駆除させていただきます。