【仙台市宮城野区】スズメバチ駆除
蜂の種類 | スズメバチ |
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施工内容 | スズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 屋外倉庫 |
対応エリア | 仙台市宮城野区 |
女王蜂が、冬眠から目覚める春。ポカポカ陽気になると、ハチたちも巣作りの準備をはじめます。このところ気温上昇にともない、駆除のご依頼が相次いでいます。先日も仙台市宮城野区の70代男性のお客様から、ご相談が寄せられました。屋外倉庫に大きなスズメバチの巣があって、ミニトラクターが出せないので早めに撤去してほしいというご依頼でした。午前中は別件がはいっていたため、午後1時にお伺いする約束をしました。
のどかな田んぼや畑を抜けた先に、お客様のご自宅がありました。玄関から少し離れた場所に、屋外倉庫があります。ふだんは農工具をしまわれているそうで、冬の間はめったに出入りはしないそうです。お客様と一緒に倉庫の引き戸をガラガラと開けてみると、奥のアルミ棚の1番上に、巣ができているのが確認できました。定規で測ったところ、約14cmのスズメバチの巣でした。まだ作り始めと思われる、こじんまりしたサイズです。私が巣に近寄ると殺気を感じたようで、数匹のハチが巣から出てきました。「近づくな!」という感じで、ぎろりと睨みます。そっと後ろに下がり、お客様と退避。その場で電卓をはじき、見積書をお作りしました。「こんな費用でお願いできるなら」とお客様に快く了承していただきました。
小さなハチの巣とはいえ、用心に用心を重ねて集中していきます。スズメバチの毒はとても強く、かゆみと痛みが尋常ではありません。アレルギー反応を引き起こすので、数か所刺されただけで人体に大きな影響を与えることもあります。気を引き締めながら、巣穴に細いストローを差し込みました。続いてジェット噴射型の殺虫剤をまいて、巣にいるハチを追い詰めていきます。このとき近くに潜伏していたハチが数匹集まってきたため、小型の網でつかまえました。長靴で踏みつぶし、持ってきた薬剤入りの瓶に死がいを入れておきます。グローブで巣を取り、作業は終わり。手もとのスマホを見ると、かかった時間はおよそ60分でした。
お客様に倉庫の中と、のこったハチがいないことも確認していただきました。処分した巣の中には、女王蜂の姿もありました。長い触覚と大きなお尻が付いていて、悪のギャングといった出で立ちです。「ちょっと可哀そうな気もするけど、こっちも農作業ができないから、しょうがないよね」とお客様。その場で現金にて、お会計をしていただきました。暖かくなると女王蜂が活動を始めます。ガレージや倉庫の小さなすきまから侵入して、夏や秋にかけて大きな巣をつくっていきます。ハチの巣は小さい段階で取ってしまうと、予算も時間もかかりにくくおすすめです。「ハチがいる」と思ったら慌てず、私のようなプロにおまかせください。