【行田市犬塚】コガタスズメバチの巣駆除

蜂の種類	コガタスズメバチ
施工内容	コガタスズメバチの巣駆除
施工箇所	ウッドデッキの中
対応エリア	行田市犬塚

埼玉県行田市犬塚のお客様からウッドデッキの中にハチの巣ができた、スズメバチらしいとお困りの声でお電話をいただきました。 ウッドデッキはリビングなど室内とお庭をつなぐ場所に設置されることが多く、巣があると庭に出たときはもちろん、室内にハチが入り込み、刺されるリスクも高まります。 早急な駆除が必要と思い、駆けつけました。 飛び回っているハチは、コガタスズメバチでした。 コガタスズメバチはコガタといっても、オオスズメバチに比べるとサイズが小さいだけで、かなり大きなスズメバチです。 攻撃性は強くないものの、巣を刺激されるなどすれば襲いかかります。 春に巣を作りはじめたばかりのころは、女王バチだけで巣作りをするので、徳利型の小さなものです。 産卵して働きバチが羽化し、殖えてくると巣も大きくなり、ボール状になっていきます。 今回の巣はボール状になりはじめたばかりといった感じのサイズでしたが、それでも、働きバチの数も増えた状態なので注意しなくてはなりません。 駆除にあたり、ウッドデッキとつながるリビングをはじめ、すべての窓ガラスを閉めていただき、刺激を受けて飛び出るコガタスズメバチが室内に入らないようにしてもらいました。 防護服を着用の上で、駆除にかかります。 周辺に飛び回るコガタスズメバチに薬剤をスプレーし、戻りバチがほぼいなくなった段階で、巣にも薬剤を入れます。 コガタスズメバチの巣は最初は徳利型で、そこから外皮が破壊されながらマーブル模様のウロコ状に形成されていくのが特徴です。 そのため、出入り口がひとつなので、そこに薬剤のノズルを入れて、一気に薬剤を入れることができます。 入り口をしばし閉鎖し、巣の中のコガタスズメバチが飛び出ないようにしました。 薬で苦しんで動き回る音や羽音が聞こえますが、それが鎮まるのを待ちます。 静かになったところで、外部から様子を見守り、飛び出してくるコガタスズメバチがいなくなったところで、巣を取りさります。 巣を除去する際は周囲に落ちないように袋をかぶせながら、切除しました。 まだ生き残りがいるかもしれませんので、袋の中にも薬剤をスプレーした上で袋を閉じます。 コガタスズメバチの死骸には、まだ毒針が残っていて毒液が飛び出すリスクがあるため、手で触れると大変危険です。 そのため、周囲に飛び回っていたコガタスズメバチの死骸も、ホウキを使って集め、袋に詰めて薬剤を不蒸してから封印しました。 ウッドデッキは設置から年数も経過しており、最近はあまり使わなくなってお手入れもほとんどしなくなっていたとのことです。 自然の木を使っているものも多く、リビングよりの場所は自宅のひさしが伸びて雨風もしのげるので、ハチが巣を作ってしまうリスクも高いです。 日頃から掃除をするなどして、万が一、ハチの巣が作られても初期の段階で気づけるようにしておきましょう。 再び巣が作られないよう、天然成分でウッドデッキにも安心して使える木酢液をスプレーして防除もおこないました。