【蕨市塚越】キイロスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | アパートの廊下 |
対応エリア | 蕨市塚越 |
今回いただいたご依頼は、埼玉県蕨市の塚越のお客様からで、アパートの廊下にできてしまったキイロスズメバチの巣の駆除です。 ご依頼主様はアパートの大家で、住人から「今週になって急に廊下に大きなハチの巣ができたので駆除してほしい」という連絡が複数入ったため、我々にご依頼をくださったとのことでした。 巣が大きく、住人の生活を脅かすおそれが大きいという緊急性の高い案件でしたので、複数人で準備を整え現場に急行いたしました。 廊下にできていたのは、10cmほどの大きさのもので、何匹もの成虫が群がって巣を作っている最中でした。 種類は黄色い部分が目立つキイロスズメバチでしたが、これはスズメバチの中でも、オオスズメバチに次いで危険度が高いといわれています。 キイロスズメバチが危険だといわれる理由は、毒の量が多いだけでなく凶暴で攻撃性が高く、働きバチの数も非常に多いためです。 働きバチの数が多いために、巣の成長も非常に早く、短期間で巨大なボール型の巣が作られます。 また、6~8月ごろになると働きバチが一斉に移動して、巣の引っ越しを行いますが、その際に選ばれるのは軒下などの開放的な空間です。 初期の巣は小さい上に、閉鎖的な空間に作られることが多いので、引っ越し後になって初めて目視で巣の存在に気付きます。 「急に大きな巣が作られていた」という今回のケースは、典型的な引っ越し先の巣だといえるでしょう。 活発に活動しているキイロスズメバチは、気性も荒く非常に危険な状態なので、ご依頼主と住人の皆様にご了承をいただき、すぐに作業を開始いたしました。 万が一刺されることがないように全身を防護服や手袋、厚底の長靴などで完全に覆い、数メートル離れた先からジェットタイプの専用薬剤を噴射します。 複数人で作業を続け、群がっていたキイロスズメバチたちを無力化したのち、棒で巣を落としてゴミ袋に詰めました。 また、キイロスズメバチは死骸になっても触れられると反射的に毒針を出してくることがあり、非常に危険です。 薬剤で駆除した死骸を、くまなくで回収し、ひとまず安全を確保しました。 しかし先ほどもご説明したように、キイロスズメバチは引っ越しの習性を持っているため、シーズンを超えて巣を再建されるおそれがあり、これだけでは駆除が完了したとはいえません。 今回のケースでは、最後に廊下全体に駆除剤を吹き付けておくことで再発防止策を講じ、駆除作業が完了しました。 ご依頼主と住人の皆様には、引っ越しの習性についてもご説明し、少しでも再発の気配があればすぐにご連絡くださるようにお伝えいたしました。 近隣に元の巣があることが予想されるので、我々が周辺地域を調査して発見次第駆除いたします。 今回のように「この間まで何もなかったのに、急に大きな巣ができた」というケースは、各地の住宅や学校などで例がありますが、人が集まる場所においては特に危険性が高いです。 我々プロが適切に対処させていただきますので、発見した方は早急にご連絡ください。