【西東京市栄町】オオスズメバチの巣駆除

蜂の種類 | オオスズメバチ |
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施工内容 | オオスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 屋根の下 |
対応エリア | 西東京市栄町 |
東京都西東京市栄町にお住まいになるお客様から、屋根塗装と外壁塗装をしようと塗装業者に依頼し足場を組んでもらったところで、屋根の下辺りに大きなスズメバチが張りついているのが発見され、工事が中断しているというご相談をいただきました。 危険で作業ができないので、どうにかしてほしいとのことです。 現地にお伺いすると、すでに階段のついた足場が組まれており、工事の担当者も1人いらっしゃっていました。 足場を使っても問題ないとのことでしたので、スズメバチを見かけた場所まで上がらせてもらいます。 すると、屋根の下にある通気口の辺りに、複数のスズメバチが張りついていました。 よく見ると、オオスズメバチでした。 オオスズメバチは、土の中や木の洞などに巣を作ることが多いです。 通気口の桟のところが木の洞のように思えたのか、お客様の自宅に飛んできてしまったのでしょう。 毒性も攻撃性も強く、死亡事故なども多いスズメバチですので、工事を中断して正解だったと言えます。 もし工事を続行していたら、職人たちが次々に刺されていたかもしれません。 襲撃を避けようと足場から落下するリスクもありますので、懸命な判断と言えるでしょう。 なお、足場があると駆除作業がしやすくなります。 ハシゴをかけての作業は、オオスズメバチに襲撃されたときに転落や転倒のリスクがあるので少々危険です。 今回の場合、下から長い棒を用いて燻煙するのも少し難しかったので、足場は我々にとって非常にありがたい存在だったと言えます。 現地調査が終わり、お客様に見積もりを提示しました。 内容に納得していただいため、駆除の作業が開始となります いつも以上に注意を払い、薬剤を持って足場をのぼります。 オオスズメバチが飛び散っても、すぐには近づけない程度の距離を置いた場所から、長いノズルを伸ばして、薬剤を一気に噴霧しました。 オオスズメバチがボトボト落ちていくまで噴霧し続けました。 動きが収まった後は、オオスズメバチの死骸の回収に取り掛かります。 このときは、トング状の道具を使って回収しました。 オオスズメバチが死んでも、体内には毒針が残っています。 うっかり手に触れてしまうと、毒でしびれたり腫れたりするリスクがあるためです。 可能な限り回収しましたが、もしかしたらどこかに紛れているかもしれません。 そのため、工事の担当者の方とお客様の双方に、万が一死骸を見つけても素手で触ったりしないようお願いしました。 また、できればトングや割りばしなどを使って回収してくださいというアドバイスも行いました。 オオスズメバチは非常に凶暴で、毒性が強い蜂です。 近くで物音がしただけでも襲撃してきます。 外を飛び回っていたオオスズメバチが戻ってくる場合もあるので、しばらくは気をつけて作業をしていただくよう伝えました。 最後に、蜂が苦手とするハッカ油の成分がある虫よけスプレーを作業前に塗布するか、足場などに木酢液や竹酢液を入れた容器などをぶらさげておくという防除措置があることをお話し、現場を後にしました。