【野田市尾崎台】オオスズメバチの巣駆除
![【野田市尾崎台】オオスズメバチ](/area/img/example/067.jpg)
蜂の種類 | オオスズメバチ |
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施工内容 | オオスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 物置 |
対応エリア | 野田市尾崎台 |
千葉県野田市尾崎台にお住まいになるお客様から、自宅の周りをスズメバチのようなものがブンブン飛び回っていて大変怖いので、どうにかしてほしいというご依頼をいただきました。 連絡が入ったのは午前11時頃です。 お話を伺ったところ、オオスズメバチの可能性があると思いました。 オオスズメバチは、基本的に閉鎖的な空間に巣を作るため、巣の場所の特定が容易ではありません。 オオスズメバチが巣を作りやすい場所は、自然の中であれば、土の中や木の中にできた空洞であることが一般的です。 人家の場合、天井裏や床下といった人目につきにくい場所になります。 雨風がしのげる場所に巣を作る傾向があるため、どうしてもこのような場所になりますが。 普段はよく見ない場所なので、巣をつきとめるまでに時間を要する点がネックです。 探し方としては、静かに蜂の後をつけるのが一般的ですが、近づきすぎると刺されてしまう可能性があります。 刺激しないよう、適度に距離を保ちつつ尾行するのは簡単なことではありません。 そのため、物置や換気口など、比較的蜂の出入りが激しい場所を最初に探すケースも少なくありません。 なお、オオスズメバチの働き蜂は、基本的に巣の中で生活していて、外に出るのは食料調達などを行うときとされています。 幸いにも、連絡を受けた当日はスケジュールが空いていました。 私どもは、早急に準備を整えて現場に向かい、現地調査を行うことをしました。 オオスズメバチは夜に活動が鈍くなります。 そのため、駆除は日が落ちた後(20~21時頃)がベストですが、巣を探すのは日中の活動量が多い時間帯でなければなりません。 今回は、まず物置から調査することにしました。 案の定、物置の中に大きなオオスズメバチの巣を発見することができたので、日が落ちてから再度訪問することをお客様に伝え、事務所に戻ることにしました。 20時頃あらためて訪問し、防護服を着用して駆除作業を始めます。 あらかじめ用意した3m前後の棒の先端に燻煙式殺虫剤をくくりつけ、巣穴の入り口付近で燻煙し、飛び出してきた蜂に殺虫剤を噴射します。 地道に数を減らし、おおよそ全滅させた後に巣を撤去、その後清掃して蜂の出入口を可能な限り封鎖して作業を終了しました。 作業時間は1時間ほどになります。 作業終了後、お客様にビニール袋に詰めた6層のオオスズメバチの巣を見ていただきましたが、こんなものが屋根裏にあったなんてと青ざめていらっしゃいました。 なお、オオスズメバチは夏以降(9~10月)に活動が活発になります。 この頃は、オオスズメバチの数もピークに達しています。 また、女王蜂が次の女王蜂候補を育てる時期でもあるため、働き蜂も敏感です。 少しでも巣に近づくと、集団のオオスズメバチに襲われ刺される可能性が高いため、素人が駆除するのはおすすめできません。 巣の存在に気づかず近寄った方がいきなり刺され、重傷を負ってしまうこともあるので注意が必要です。 オオスズメバチの巣は見つけにくく、狭く薄暗い場所にできやすいので、駆除の作業は大変難しいものになります。 もしご自宅の近くで蜂の姿を見かけたらすぐに業者に相談し、早い段階で適切な対処をすることをおすすめします。