【牛久市さくら台】キイロスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 軒下 |
対応エリア | 牛久市さくら台 |
茨城県牛久市さくら台のお客様から、1階の軒下にラグビーボール大のハチの巣ができてしまったので、すぐに見に来てほしいとご連絡をいただきました。 黄色いハチとおっしゃっているので、キイロスズメバチのおそれがあります。 キイロスズメバチは近年、住宅街に出没するケースが増え、住宅に巣を作ることも多くなってきました。 キイロスズメバチは春になると、女王バチが1匹で巣を作りはじめます。 卵を産む房が50くらい作られると、そこに産卵し働きバチが羽化します。 働きバチが生まれると巣作りを手伝うようになるとともに、巣が狭くなるので場所を移すケースが多いです。 どんどん広げられるよう、軒下などの解放的な空間に巣を作ります。 この段階では働きバチの数も大量になっているので、巣を作るペースも速く、短期間で巨大化するおそれがあります。 お客様が日頃、軒下を見る習慣がないとはいえ、こんなに大きな巣があるのを気づかなかったのが不思議とおっしゃっていましたが、1ヶ月ほどでも巨大化することは多いです。 最近は初夏でも暑い日が多く、外に出ないようにしている方も多いので、その間にも大きくなってしまったのかもしれません。 キイロスズメバチは攻撃性もあり、最近、住宅街に増えていることから、キイロスズメバチに刺される被害も増えています。 そのため、お客様には室内に退避してもらい、窓ガラスはすべて閉めていただくようにお願いしました。 防護服をしっかり着用した上で、まずは、周囲に飛び回っているキイロスズメバチに薬剤をスプレーして駆除します。 戻りバチがいなくなったところで、キイロスズメバチの巣から2mほど離れた位置から、柄のついた噴霧器を用い、ノズルを伸ばして薬剤を噴霧します。 すると内部にいたキイロスズメバチが飛び出してくるので、刺されないように注意しなくてはなりません。 ただし、薬剤で弱っているので刺すこともなく、落ちていくキイロスズメバチがほとんどです。 もし、近づいてきたときには、すかさず手元のスプレー缶で薬剤を噴霧します。 巣に薬剤を噴霧したら、しばらく待ち、中からキイロスズメバチが出てこなくなり、静かになるのを待ちます。 動きが静まった段階で、巣を軒下から取り外しました。 巣はすぐに袋の中に入れ、薬剤をスプレーした上で、袋を閉じます。 女王バチなどが生き残っていては大変なので、最後まで手は抜けません。 さらに周囲に落ちたキイロスズメバチの死骸も回収が必要です。 薬剤の効果で死んでいるとはいえ、ちょっとした刺激で体内から毒針が飛び出したり、毒液が飛び散ったりするおそれがあるからです。 毒液が体につくとかぶれたり、腫れたり、炎症を起こすおそれがあるので注意しなくてはなりません。 しっかり死骸も回収して袋に入れ、やはり、念のため薬剤をスプレーした上で袋を密閉したら完了です。 お客様に作業完了の報告をすると、出てこられて軒下を見上げ、よかったと胸をなでおろされていました。