【春日部市牛島】クマバチの巣駆除
蜂の種類 | クマバチ |
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施工内容 | クマバチの巣駆除 |
施工箇所 | エアコンの室外機の中 |
対応エリア | 春日部市牛島 |
埼玉県春日部市牛島のお客様から、エアコンの室外機の中にクマンバチがたくさんいるので見に来てほしいとご連絡が入りました。 クマンバチがエアコンの室外機の中にいると聞き、不思議に思いながら駆けつけました。 クマバチは地域によってはクマンバチとも呼ばれます。 お伺いすると、ご結婚により、埼玉県春日部市牛島に引っ越してから20年以上経つそうですが、それまでは関東地方に住んでいたとのことです。 関東エリアではクマンバチと呼ばれるケースが多いのかもしれません。 クマンバチとも呼ばれるクマバチは、見た目が黒くて短い毛で覆われている珍しいハチです。 姿が熊に似ているので、この名がついたのでしょう。 クマバチはとても珍しい特性があり、強靭な顎で木に穴を開けて、木の中を巣にします。 そのため、庭木や木造住宅などの垂木や軒裏の木材などに巣を作られることも少なくありません。 そのため、機械である室外機は木材でできておらず、クマバチが巣を作ることが考えられませんでした。 これに対して、クマバチ以外の形ある巣を作るハチの場合には、室外機の中に巣を作ってしまうことがあるので注意が必要です。 今回、訪問して確認したところ、確かにクマバチが飛び回っていました。 室外機を見せてもらい、すぐにピンときました。 室外機に木製のカバーが設置されていたのです。 お庭全体がヨーロッパ調でとてもおしゃれなのですが、室外機が丸見えだとお庭の雰囲気が悪くなるので、DIYでカバーを設置したとのことです。 木製の室外機カバーはオンラインショップなどでもよく見かけますが、高かったので、ホームセンターで木材を買い、色を白く塗ってご夫婦で造られたといいます。 とてもおしゃれに造られていますが、これがクマバチを呼び込んでしまった原因かもしれません。 クマバチはおとなしく、滅多なことでは攻撃してくることはありません。 もっとも、巣を刺激されるとなると襲ってくる可能性があるので、ひとまず、お客様には室内に入って待機してもらいました。 防護服を着用の上、室外機カバーの上に置かれている植木鉢を移動させます。 クマバチが出入りできる程度の小さな穴なので、目をこらしながら確認していきました。 もっとも、あまり細い木材だと巣を作りにくいかなと思うのですが、予想通り、横の支柱になっている一番太い木材に穴を発見できました。 室内にいるお客様に外からスマホでお電話すると、驚いたご様子です。 窓から室外機カバーを覗き、撤去も検討したいとのことでした。 撤去するにも、クマバチの巣があるままでは危険なので、駆除をおこないます。 室外機カバーを外すとクマバチが飛び出てきて、周囲に逃げてしまうおそれがあります。 再び別の木に巣を作られては困るので、まずは巣の内部にいるクマバチを駆除するために巣穴にノズルを入れて薬剤を噴霧します。 しばらく待ち、クマバチの動きがなくなったところで室外機カバーを外し、巣穴から死骸をかき出して、ひとまず駆除は完了です。