【台東区入谷】オオスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | オオスズメバチ |
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施工内容 | オオスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 玄関前の軒先 |
対応エリア | 台東区入谷 |
東京都台東区入谷にお住まいになる70代のお客様より、ご自宅の玄関前の軒先あたりにたくさんのスズメバチがいるのですぐに駆除してほしいというご依頼をいただきました。 スケジュールを調整してご自宅にお伺いすると、大変危険なオオスズメバチが飛び回っていました。 オオスズメバチは基本的に閉鎖的な空間に巣を作る習性があります。 土の中や木の洞に作ることが多く、人家では床下や天井裏などに作られることがあります。 お客様のお話では、軒先にスズメバチをたくさん見かけるけれど、どこに巣があるのかわからないということでした。 この話を聞いて、私どもは天井裏に巣があるのではないかと推測します。 お客様の許可をいただいた後、我々は防護服を着用し、2階の押し入れの上の天袋から天井裏に入らせていただきました。 すると予想通り、そこにはたくさんのオオスズメバチが飛び交っており、ちょうど通気口の裏あたりに非常に大きく成長したオオスズメバチの巣がありました。 オオスズメバチの巣は人目につく場所には作られないため、働き蜂に気づいたときには、すでに大きな巣になってしまっていることが少なくありません。 今回のケースでも、お客様が気づかないうちにずいぶん巣が大きくなってしまったようで、大変危険な状況となっていました。 オオスズメバチの駆除は、専門家でも危険が伴う大変な作業です。 今回は足場も悪いため、普段以上に気を引き締めて駆除する必要があります。 日中は蜂も活発なので一度撤収し、20時に再訪させていただくことになりました。 駆除の際は、あらかじめ用意した3m程度の棒の先に燻煙式殺虫剤をくくりつけた道具を使い、巣穴の入口付近で20秒程度を燻煙します。 大量の働き蜂が飛び出しきますが、そのまま燻煙を継続し、棒をさらに奥に差し込んでいきます。 飛び出してきた働き蜂には薬剤を散布し、この作業を地道に続けることで少しずつ確実に駆除を行い、最終的に蜂の数が減ったところで巣を取り外せば完了です。 今回の巣は非常に大きいサイズで、巣盤は8枚に及びました。 駆除した巣をビニール袋に密封し、お客様に報告させていただくと、天井裏にこんなに大きな巣があったとは知らなかった、刺されなくてよかったと安堵されていました。 2階の屋根裏なので人が普段近づくような場所ではないものの、これ以上巣が大きくなるようならいずれ部屋の中にまで働き蜂が飛来してもおかしくはない状況だったでしょう。 軒先にスズメバチを確認した段階でご相談いただけたことが幸いでした。 オオスズメバチの巣はボール型や釣り鐘型で、茶色っぽいマーブル柄が目印です。 オオスズメバチの巣は他のスズメバチより大きくなりやすく、放置していると80cm程度にもなってしまうことがあります。 閉鎖的な場所で目につきにくいためなかなか発見が遅れてしまいがちですが、オオスズメバチは気性が荒く攻撃性も毒性も非常に強いので、もし見かけた際はすぐに弊社にご相談ください。