【台東区北上野】コガタスズメバチの巣駆除

蜂の種類 | コガタスズメバチ |
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施工内容 | コガタスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 玄関付近 |
対応エリア | 台東区北上野 |
東京都台東区北上野にお住まいになる60代のお客様から、自宅の玄関付近に蜂の巣があるので取り除いてほしいというご依頼をいただきました。 ソフトクリームのような形をした巣があるとのことです。 さっそくお伺いして確認すると、確かに玄関の軒下にソフトクリームのような形をした巣がありました。 しかし、とっくりを逆さにしたような形にも見えます。 これらの情報を整理すると、人の生活範囲に巣を作りやすいコガタスズメバチの巣である可能性が高いと言えます。 コガタスズメバチという種類はあまり広くは知られていません。 スズメバチの中では、比較的性格がおとなしい傾向にある蜂です。 働き蜂の大きさは2~3cmくらいで、名前とは違いやや大きい部類に入ります。 黒と濃いオレンジ色の体はオオスズメバチによく似ており、見間違うことも少なくありません。 コガタスズメバチはオオスズメバチよりはおとなしいため、巣の近くにいても刺激しなければいきなり襲ってくるようなことはありません。 しかし毒性は強く、働き蜂が活動を始める夏以降は攻撃性が高くなりますし、不用意に刺激してしまうと刺される被害が出ることも少なくないため注意が必要です。 今回は幸い発見が早く、まだ作り始めたばかりの巣であるため、働き蜂の少ない今のうちに駆除してしまえば安心と言えます。 もちろん危険な作業であることに変わりはありませんので、防護服を着用し、駆除に必要な道具を準備してコガタスズメバチの巣駆除にあたりました。 お客様は、巣に気づいてから実際に蜂が飛んでいる姿は見ていないとおっしゃっていました。 ご依頼をいただいたのは6月の中旬で、確かにこの時期は働き蜂の数が少ないのが特徴です。 昼間は餌を求めて飛び回り、やがて巣に戻ってきますので、働き蜂がいないうちに駆除するのが賢明と言えます。 さっそく巣の中に薬剤を散布しましたが、案の定中に働き蜂はいないようです。 十分に散布した後に巣を取り外し、ビニール袋に入れます。 作業中、しばらくして数匹の蜂が戻ってきましたが、そちらも薬剤で駆除し、すべての処理を終えました。 念のため数十分ほど周囲を観察していましたが、これ以上蜂の姿を見ることはなかったため、駆除作業を終了させていただきました。 オオスズメバチよりも比較的おとなしいコガタスズメバチであったこと、そして巣の発見が早かったことが、駆除の難易度を下げた要因になります。 初期はとっくり型の巣ですが、大きくなると段々丸い形に変わり、夏頃にはよく見る模様のスズメバチの巣になります。 この頃になると、おおよそ100匹以上の働き蜂が随時巣の中にいるようになり、少しでも刺激を与えると一斉に飛び出してきて敵を襲うようになるので非常に危険です。 今回のように、お客様がなるべく早い段階で巣を発見し、すぐにご連絡をいただけると我々も作業しやすいです。 コガタスズメバチは住宅街でも巣を作るスズメバチとしてよく知られていますので、日ごろからご自宅の軒下や庭木などをよく見て、正しく対処されることをおすすめします。