【枚方市伊加賀西町】ヒメスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | ヒメスズメバチ |
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施工内容 | ヒメスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 天井裏 |
対応エリア | 枚方市伊加賀西町 |
大阪府枚方市伊加賀西町にお住まいになるお客様から、物置代わりにしている自宅2階の空き部屋に久しぶりに入ったら、天井付近に大きな蜂が飛んでいるというご相談をいただきました。 1ヶ月ほど窓を閉め切っていたはずなのに、どこかから蜂が入ったのかわからないと不安を感じてご相談いただいたようです。 お伺いして空き部屋を見せていただくと、確かに大きな蜂が飛んでいます。 その姿から、ヒメスズメバチだとわかりました。 ヒメスズメバチが飛んでいる方向を観察していると、天井にわずかな隙間があるようで、そこから姿を消しました。 おそらく屋根の通気口などから入り込み、天井裏に巣を作ってしまったのでしょう。 ヒメスズメバチはスズメバチの一種ですが、オオスズメバチなどの凶暴な蜂と違い、性格はおとなしいです。 そのため、特に刺激を与えなければ、人間に向かってくることはありません。 また、他のスズメバチの巣の多くはボール状や筒状で、出入り口が小さな巣穴1つのみとなっており、簡単には入り込めない形状です。 一方、ヒメスズメバチの場合、ハスのように巣穴がいくつも開いていて、下から見ると巣の中も見える構造になっています。 他のスズメバチや野鳥などから狙われやすいので、隠れた場所に巣を作ろうとする習性があります。 そのため、お客様の自宅の天井裏が選ばれてしまったのかもしれません。 一般的な住宅の場合、押し入れなどの上に天井へつながる点検口があります。 お客様が指示したお部屋は洋室でしたが、かつては和室だったとのことで、押し入れがありました。 布団が上まで積まれていたので、少し片づけます。 そして天井を見上げると、点検口を確認できたため、まずは布団を別の部屋に移してから駆除の作業に入ることになりました。 布団を移動させ、防護服を着用し、押し入れに入ります。 押し入れの上にある点検口を押し上げると、天井へと上がれます。 ヒメスズメバチはおとなしく、基本的には群れの数が少ないとはいえ、いきなり人間が入っていくと驚いて攻撃してくるおそれもあるので、なるべく静かに行動しました。 ヘッドライトを照らしながら見渡すと、レンコンのような形をしている巣がぶら下がっているのが見つかりました。 大きなヒメスズメバチが巣穴にくっついています。 準備していた殺虫剤のスプレーを思い切り噴霧し、ヒメスズメバチを駆除します。 一部暴れて飛び散りましたが、薬剤の効果は高く、すぐにボタボタと落ちていきました。 巣の周りを飛んでいたヒメスズメバチがいなくなったところで、内部にいる幼虫などに向けて、今一度スプレーをします。 その後、巣を切り取って袋詰めします。 続いて、天井裏に落ちたヒメスズメバチの死骸や、巣の破片などを清掃しました。 天井裏は、何か特別な事情がない限り行かない場所なので、掃除がされることもほとんどありません。 このまま放置すると、アリやネズミなどがやってくる可能性もあり、天井裏の環境が悪化してしまいます。 丁寧に掃除をしてきれいにしたら、袋に詰めて現場を後にしました。 迅速な作業に、お客様はとても喜んでいました。