【蕨市錦町】アシナガバチの巣駆除

蜂の種類 | アシナガバチ |
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施工内容 | アシナガバチの巣駆除 |
施工箇所 | ウッドデッキの中 |
対応エリア | 蕨市錦町 |
今回いただいたご依頼は、埼玉県蕨市錦町にある一戸建てにお住まいのお客様からで、ウッドデッキにできてしまったアシナガバチの巣の駆除です。 ウッドデッキの中に小さなハチの巣ができてしまい、子どもが庭で遊べなくなってしまったので駆除をお願いしたいというご相談内容でした。 すぐにご自宅に伺い、ウッドデッキの中を確認すると、直径5cmほどの小さな巣ができていました。 すでに働きバチの羽化は始まっている段階でしたが、活動している成虫の数は少なく、まだ簡単に駆除できる状態です。 アシナガバチは、その名のとおり長い後ろ脚を持つハチであり、普段は比較的おとなしい性格をしています。 毒針は持っていますが、スズメバチなどに比べると毒性も強いわけではなく、危険性の少ない種類であるといえます。 農業においては害虫を捕食してくれるので、益虫と呼ばれることも多いハチです。 しかしながら、巣を刺激してしまうと刺される危険があるだけでなく、アシナガバチの幼虫を狙ってスズメバチがやってくることもあるので、小さい巣であっても巣を放置しておいてはなりません。 小さいお子様もいらっしゃるとのことでしたので、その日のうちに駆除を行うべきだと判断し、ご依頼主にお見積もりと作業内容を提示して、ご了承いただきました。 そのときの時刻は18時ごろでしたが、作業を開始したのはその1時間後、日が暮れたころです。 1時間お待ちいただいた理由は、日中に巣を駆除してしまうと、巣材やエサを調達するために出かけていたハチたちが夜間に戻ってきてしまい、襲われたり巣を作り直されたりするおそれがあるためです。 日が沈んで、アシナガバチたちがおとなしくなったのを確認してから防護服を身につけ、巣の周辺にいる成虫に薬剤を噴霧して無力化しました。 次に、巣の出入り口にも薬剤を噴霧し、中にいるハチたちが動かなくなるまで待ちました。 動いている個体がいないことを確認できたら巣ごと回収し、取り残しのないように、薬剤で死んだハチたちをほうきで集めて作業は終了です。 巣ができていたのは、ウッドデッキの端に近い部分でしたのでさほど手間もかからず、作業開始から撤収まで40分ほどで終えられました。 ご依頼主とご家族からも感謝の言葉をいただけて、こちらとしても大変うれしかったです。 今回のように、ご自宅にハチが現れると不安になる方が多いかと思いますが、自力でのハチの巣駆除は強い危険を伴いますので、不慣れな方は決して行わないようにしましょう。 また、通常働きバチたちは集団で巣作りを行っているため、ハチの巣は6月以降の時期になると、急速なスピードでどんどん成長してしまいます。 巣が大きくなってしまうと、駆除の危険性が高まるだけでなく、必要な作業工程も増えるので費用もかさんでしまいます。 今回のように、巣が小さい段階での駆除は危険性が低いだけでなく、ご依頼主にかかる負担も少なくて済みますので、巣を発見したら放置せずにご相談ください。