【蕨市中央】クマバチの巣駆除
蜂の種類 | クマバチ |
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施工内容 | クマバチの巣駆除 |
施工箇所 | 敷地内の木 |
対応エリア | 蕨市中央 |
今回いただいたご依頼は、埼玉県蕨市中央にお住まいの50代のお客様からで、ご自宅の敷地内の木にできてしまったクマバチの巣の駆除です。 日課である庭仕事を行おうとしたところ木の幹に穴が開いており、ハチが数匹飛んでいたことから巣を作られてしまったのではないかと考え、相談のお電話をくださったとのことでした。 ちょうどご依頼がなく空いている時間でしたので、お電話をいただいてからすぐに支度をしてご自宅に伺ったのです。 到着して庭の木を拝見すると、木の幹に直径2cmほどの小さな穴が開いているのが確認できました。 一見ハチの巣には見えない穴ですが、これはクマバチの巣です。 ここで、クマバチの生態について簡単にご紹介いたします。 クマバチとは体長2~3cmほどのずんぐりしたハチで、ハナバチの一種です。 巣にいる幼虫に与えるため花粉や蜜を集めており、ツツジなどの花の周辺で見かけられることが多くあります。 ミツバチやスズメバチといったほかの種類とは違い、基本的に単独で行動するため、巣の穴も小さいのです。 性格は温厚であり、オスに至っては人を刺す針すら持っていないので、ハチの中では危険性の低い部類に入ると言えるでしょう。 しかし、だからといって巣を放置して良いとは言えません。 クマバチは巣を作る際に木をかみ砕いて穴を広げるため、柔らかい材質の木を好むことが多いです。 木造家屋の枕木や垂木に巣を作られてしまうと、気付かないうちに穴が広がって住居に甚大な被害が出ていることも少なくありません。 穴が小さく気付きにくいので、定期的なチェックが必要になります。 幸い今回は、住居の一部ではなく庭の木に巣を作っていたため、このような被害を心配する必要はございませんでした。 ご依頼主にこれらの話を踏まえて希望を伺ったところ、庭仕事の最中に万が一刺されてしまっては困るので駆除を頼みたい、とのことでしたので、その場でお見積もりをして作業に取り掛かりました。 万が一に備えて全身を露出しない装備に着替え、巣穴全体に薬剤をくまなく噴射したのです。 中に死骸が残らないように取り除いてから、木工用のパテで穴を塞ぎます。 これは木の劣化と害虫の侵入を防ぐための措置です。 木にある巣でも縦に長く広がってしまうと奥のクマバチを駆除するのに手間がかかることがありますが、今回はそこまで深くない小さな穴でしたので作業はスムーズに完了いたしました。 ご依頼主様からは感謝のお言葉をいただき、こちらとしても安心です。 今回駆除させていただいたクマバチは、人を刺すリスクは低い種類ですが、メスが持つ針は太いため刺されると強い痛みを感じます。 ご自身の生活圏内に巣を作られてしまった場合は放置せず、早めの駆除を行うようにしてください。 また、駆除の際に奥に入り込んでいる死骸を放置してしまうと、そのまま木材の劣化が進んでしまうこともあるので、不慣れな方、少しでも不安を感じる方は我々プロにご相談ください。 365日年中無休で対応させていただきます。