【調布市西町】ミツバチの巣駆除

蜂の種類 | ミツバチ |
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施工内容 | ミツバチの巣駆除 |
施工箇所 | 物置 |
対応エリア | 調布市西町 |
東京都調布市西町のお客様より、ミツバチの巣の駆除依頼をいただきました。 庭にある物置を見たところ、ミツバチの巣があったそうです。 ミツバチの巣は、ヒダが何本も垂れたような形状をしています。 丸く見えるのは、ヒダに大量の働き蜂がくっついているからです。 数千~数万匹にも及ぶと言われる働き蜂が、巣の周りにくっつくことで巣が丸く見えるのです。 ミツバチは、栄養価の高いハチミツを供給してくれる益虫であるため、庭でミツバチが飛び回っていても、特に気にしないという方が少なくありません。 ですが、もし巣が自宅の中や、庭や物置などにあるのであれば、やはり注意が必要です。 スズメバチやアシナガバチの巣は、基本的に1年限りです。 冬になると空っぽになり、春になるとまた一から作り始めます。 一方、ミツバチは場所を気に入れば、何年でも同じところに棲み続けます。 同じところといっても、ミツバチは代替わりが行われていき、長きにわたって棲み続けることになるので、巣が巨大化するおそれがあるのです。 物置のような場所は、風雨や直射日光の影響をほとんど受けません。 人間も頻繁に訪れる場所ではないうえに、野鳥などにも襲われる心配がないので、巣ができてしまうのも無理はありません。 春になって新しい女王バチが生まれると、旧女王バチは働き蜂の約半数を引き連れて、巣別れという儀式を行い、飛び立っていきます。 数千にも及ぶ働き蜂とともに飛び立つので、辺り一面がミツバチで真っ黒になり、その光景に恐怖する方も珍しくありません。 巣別れで旧女王バチがいなくなると、新しい女王バチが産卵し、新たな働き蜂が生まれてきます。 その働き蜂が、巣を大きくしていくのです。 巨大化したミツバチの巣を放置するのは好ましくありません。 ミツバチの幼虫を捕食しようと、強い毒性を持つスズメバチが寄ってくるリスクもあります。 スズメバチが物置の中に入り込んでいるのを知らずに工具や畑道具などを取りに行くなどすれば、高い確率で刺されてしまうことになるでしょう。 さらに、スズメバチに巣が破壊されるなど、何らかの衝撃で巣からハチミツが漏れ出すのも好ましくありません。 ハチミツに誘われて、アリなどの虫が集まってくるようになります。 また、収納棚の金属などにハチミツが付着すると、腐食やサビなどが発生します。 ミツバチそのものには大きな害がなくても、自宅のどこかに巣を作られてしまうと建物や品物などを弱らせるなどのリスクも高いため、駆除するのが賢明です。 実際に駆除する際は、まず物置の巣の周りにある品物を、防護服着用のうえでどかしました。 このとき、大量のミツバチが飛び回ったので、スプレーを噴射して駆除しました。 その後、巣を覆うように袋をかけ、その中にもスプレーします。 今回のご依頼では、薬剤がかかると困る品物が物置の中に多数あったため、少し手こずってしまいました。 その後、慎重に巣を切り離します。 ハチミツが大量に入っていたため重かったのですが、どうにか駆除できました。 最後に、ミツバチの死骸を回収し、きれいに掃除をしてお客様に作業が完了したことを報告しました。