【江東区扇橋】コガタスズメバチの巣駆除

蜂の種類 | コガタスズメバチ |
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施工内容 | コガタスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | エアコンの室外機の中 |
対応エリア | 江東区扇橋 |
東京都江東区扇橋にお住まいになるお客様より、エアコンの室外機のホコリを払おうと外に出たら、室外機の中に蜂の巣ができているとのご連絡をいただきました。 エアコンを使う前に外にある室外機を点検したら、蜂の巣ができていたとのことです。 こんなところに蜂の巣ができるのかと、大変驚いていたご様子でした。 実は、エアコンの室外機の内部は蜂の巣が作られやすい場所のひとつでもあります。 エアコンの室外機の内部は、蜂にとっては雨風をしのぎやすく、鳥などの天敵にも狙われにくいです。 そのため、今回のようにエアコンの室外機の内部に巣を作られてしまったのでしょう。 なお、多くの蜂は、あまりエアコンを使わない春頃に巣を作り始めます。 エアコンを使わないと、室外機も静かです。 巣づくりの途中で巣が壊れる心配がないのも巣が作られやすい理由のひとつと言えるでしょう。 巣がある状態でエアコンを使い始めると、大変なことになります。 たとえば、ダクトを通じてエアコンから蜂が室内に入り込むようになります。 また、室外機のファンが回転する際に巣を巻き込んでしまい、発火するケースも少なくありません。 そのため、室外機内に巣が作られているのを発見したら、エアコンは稼働させず、速やかにプロの蜂駆除業者にご相談ください。 今回の巣はコガタスズメバチでした。 コガタスズメバチは、最初は女王バチ1匹だけで巣を作り始めます。 しばらくして、エアコンをよく使用する夏場になると、働き蜂が羽化し巣作りを手伝うようになります。 そのため、夏場に一気に巣が大きくなるケースが多いのです。 今回の場合、まだ6月で働き蜂の数はあまり多くありませんでした。 そのため、巣は比較的小さな状態でした。 とはいえ、刺激するとコガタスズメバチに刺される可能性があるので、作業は慎重に行わなくてはなりません。 室外機にある巣を駆除する場合、直接、薬剤を噴霧することができません。 薬剤の作用で室外機を故障させてしまうほか、アルコール成分などが含まれていると、室外機が稼働したときに発火のおそれがあるためです。 そのため、室外機の周囲で燻煙を行うのが基本となります。 お客様には、蜂駆除が終わるまで別の場所に退避していただくなど、なるべく外に出ないようにお願いしました。 燻煙剤を焚くと、巣の中からコガタスズメバチが飛び出してきましたが、薬剤の効果でバタバタと落ちていきます。 巣の中が静かになったのを確認した後、室外機を分解して内部にある蜂の巣を取り出しました。 コガタスズメの巣は樹皮などを唾液で溶かして固めたもので作られており、比較的頑丈なので、取り出すのに少し苦労しました。 なお、燻煙によって巣から飛び出して蜂が室外機の中に落ちてしまうことも少なくありません。 小さなホウキなどで室外機の内部を傷つけないように注意しながら、死骸に加え巣を除去したときに出た破片なども丁寧に回収しました。 死骸などが内部に残っていると、室外機を稼働させた際に不具合が起きる可能性が高まるためです。 最後に、お客様に作業が完了したことを報告したところ、これで安心して暮らせると非常に喜んでいました。