【船橋市大穴町】ミツバチの巣駆除

蜂の種類 | ミツバチ |
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施工内容 | ミツバチの巣駆除 |
施工箇所 | 屋根の下 |
対応エリア | 船橋市大穴町 |
今回は、千葉県船橋市大穴町にお住まいのお客様から、屋根の下にできたミツバチの巣の駆除を頼まれました。 家を出入りする時にハチが行き来しているのが気になっているため、早めに処理してほしいとのご相談です。 その日の午後なら空いているとのことでしたので、お宅に伺って巣の除去に向かいました。 ミツバチはその名の通り、花の蜜や花粉を餌にしているハチで、体長は1.2cmとスズメバチなどと比べれば小型のハチです。 黒っぽい体の全体に毛が生えていて、細い黄色の縞模様があるため、ほかのハチと区別しやすくなっています。 比較的温厚な性格をしているため、危険を感じたりこちらから刺激したりしない限り攻撃してくることはありません。 しかし、活動が活発になる春のはじめ(2・3月)や秋のおわり(10・11月)は攻撃性が高くなることもあるので、不用意に近付かないようにしましょう。 また、大きな動物から協力して巣を守る習性があるため、1匹が刺すと仲間で一気に攻撃してきます。 ミツバチの巣は床下や屋根裏、倉庫の中などの人の目に触れにくい場所に作られるので、最初はどこにあるのかわかりにくいでしょう。 今回はたまたま屋根の下という発見しやすいところに作られていましたが、それでもしばらく気付かなかったとのことです。 巣は、クリーム色の板のようなものが何枚も連なっている形状をしていて、大きい巣なら5万匹ものミツバチが生活していることがあります。 別に攻撃してくるわけでもないので、そのまま放置しておいても平気と思われるかもしれません。 しかし、ミツバチの集めた蜜の匂いに誘われて、アリやゴキブリ、ミツバチを襲うスズメバチなどの害虫が集まる可能性があります。 また、漏れ出した蜜やフンで家屋が汚染されたり腐ったりしてしまうこともあるので、場所によっては早めに駆除したほうがいいでしょう。 今回は明るいうちにお客様宅に伺って巣の位置を確認し、巣の駆除はハチが巣に戻った夜間に行いました。 温厚な性格のミツバチでも、巣を駆除する時は激しく攻撃してくることもあるので、防護服などの装備は欠かせません。 ハチの巣に2~3m程度まで近付き、巣の表面に殺虫スプレーをハチが巣から出てこなくなるまで噴射し続けます。 その後、棒やトングなどを用いて巣をつついて落とし、可燃ごみとして処分しました。 また、周囲に飛び散った成虫の死骸などはゴミ袋に入れ、その中に殺虫剤を噴射して処分します。 ミツバチは決して攻撃性が高くないので、自治体では巣の駆除に対応してくれないところも多くなっています。 しかも、ミツバチは巣の中に蜜を蓄えていて、巣が大きくて重いため、初心者では処理するのが困難です。 また、弊社では巣の撤去だけでなく、ハチの成虫の死骸や蜜の汚れを除去することもサービス内容の一部となっています。 今回の場合も複数枚の板状の巣があったので、お客様だけでは処分することが難しかったと考えられます。 このため、取り除いた後には「これで安心して生活できる」と感謝いただき、改めてこの仕事のやりがいを感じました。