【尼崎市北城内】キイロスズメバチの巣駆除

蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 屋外倉庫 |
対応エリア | 尼崎市北城内 |
兵庫県尼崎市北城内の屋外倉庫に、スズメバチらしいハチが巣を作ってしまったので、駆除してほしいとご依頼を受けました。 スズメバチは毒性も強く、死亡事故なども生じているので、早急に駆けつけました。 スズメバチにも、いくつか種類があるのをご存知でしょうか。 屋外倉庫の周りを飛んでいるハチを確認したところ、キイロスズメバチでした。 キイロスズメバチは、スズメバチの中でも環境への適応性が高く、人間の生活環境に入り込んでくるので、特に注意しなくてはなりません。 近年、住宅街への巣作り案件が増えており、被害が増大しています。 キイロスズメバチは神経質な性格で、非常に凶暴で執拗な特徴を持ちます。 そのため、少し近づいただけでも襲撃してくるおそれがあり、人間が逃げても執拗に追い回し、刺そうとしてくるので注意が必要です。 毒性も強く、刺されると大きく腫れあがるだけでなく、最悪の場合、アナフィラキシーショックで死亡するおそれもあります。 屋外倉庫の屋根下部分に巣ができていたので、住宅に比べると高さが低く、作業はしやすい状況でした。 もっとも、キイロスズメバチに近づくと攻撃されるリスクがあるので、長い棒つきのノズルを伸ばして、少し離れた距離から薬剤を噴霧しました。 すると、キイロスズメバチが一斉に飛び出してきす。 もし、これに襲撃されると大変なことになりますが、すでに薬剤が作用して弱っています。 こちらに到達する前に、薬の作用で弱って落ちていくので、冷静に様子を見守りました。 もっともその間も、外にエサを取りに出ていたキイロスズメバチが帰ってきます。 巣がないことに気付けば、襲われるリスクがあるため、戻ってきた姿を見つけたら、すかさず手元のスプレーをかけて駆除していきます。 戻りバチが落ち着いてきて、巣の中に残された働きバチや女王バチ、幼虫などが死に絶えるのを待つ間、地面に落ちたキイロスズメバチの死骸を回収します。 死骸にはまだ毒針や毒液が残った状態なので、不用意に触ってしまうと、けがにつながりかねません。 もし、踏んで毒液が飛び散ったり、手でつまんで毒針が飛び出したりすると、皮膚がただれたり腫れたりするおそれがあります。 倉庫なので、収納しているアイテムの出し入れをするために、多少なりとも人の出入りが予想されます。 そのため死骸といえど、そのまま放置するわけにはいきません。 死骸を放置すると、アリ・ミミズ・ハエなどの害虫も寄ってくるので、衛生環境を維持する観点からも、回収清掃は重要な作業です。 その上で、屋外倉庫にハシゴをかけ、キイロスズメバチの巣を切り離して袋に詰めました。 万が一、生き残りがいた場合に備え、袋の中にも薬剤を噴霧します。 しっかりと封をしたら、駆除作業は完了です。 キイロスズメバチは、春になると女王バチが1匹で巣を作り始め、幼虫が羽化して働きバチになり、巣が巨大化します。 いったん駆除すれば、その年には再び作られることはない場合が多いものの、今後の対策として、屋外倉庫の周りにハチが嫌う木酢液などをぶら下げておくといいといったアドバイスをさせていただきました。 スズメバチは凶暴で危険性が高いため、敷地内の巣はご自身で対応しようとせず、弊社にご依頼ください。