【尼崎市扇町】アシナガバチの巣駆除
蜂の種類 | アシナガバチ |
---|---|
施工内容 | アシナガバチの巣駆除 |
施工箇所 | 物置 |
対応エリア | 尼崎市扇町 |
兵庫県尼崎市扇町にお住まいのお客様から、お宅の物置にハチの巣を発見し、怖いので駆除に来てほしいとご依頼がありました。 何のハチの巣かはわからないけれども、巣に大きなハチが張り付いているのを見て恐怖だったそうです。 さっそくお電話いただいた週末、ご主人がお休みの日に伺いました。 物置を拝見しますと、15㎝ほどのシャワーヘッドのような巣がありました。 一目見て、これはアシナガバチの巣だとわかります。 スズメバチの場合は、釣り鐘のような形の巣です。 一方で、このように無数の六角形の穴が外向きに開いており、白い「まゆ」のようなものも見えるのがアシナガバチの巣です。 お客様にはまず、巣についての説明をさせていただきました。 お客様に「スズメバチとの違いを教えてください」と質問を受けまして、お伝えしました。 アシナガバチはスズメバチほど大きくはなく、体長は2cmほどです。 長い脚を伸ばしてふらふらと飛ぶ姿が特徴的で、毒性もスズメバチほど強くはありません。 しかしながら刺激を与えると刺してきますし、毒も持っています。 アシナガバチは、農作物を荒らす害虫をエサとするため、益虫という見方もできます。 しかしながら、誤って刺されてしまっては大変です。 働きバチが一気に襲ってくることもありますし、刺されると痛いです。 種類によっては、非常にかゆみを伴う場合もあります。 今回のように、暗くて見えにくい物置のような場所に巣がある場合、物置での作業ができません。 見えにくいために、うっかり巣に近づいてしまうと、ハチたちが襲ってくる危険があるからです。 こうした説明をさせていただきますと、お客様より「益虫としても駆除してほしい」と改めてお願いされました。 さっそく、駆除の準備に取りかかります。 アシナガバチを駆除するにあたっては、スズメバチなどと同じく防御服と長靴、手袋という服装です。 帽子の上からフードをかぶり、袖や裾の隙間はテープで留めて、肌がわずかでも露出しないようにします。 これで、服の隙間からハチが入ってくる心配はありません。 アシナガバチの巣は、春先から夏場にかけて急成長し、春から女王バチが巣を作り始めます。 ちょうど梅雨時期のご依頼であったためで、巣が大きくなりきる前に駆除できました。 アシナガバチの巣が落ち着く日暮れ時に、駆除作業をスタートします。 巣まで2mほどの位置から、殺虫スプレー剤を噴霧していきます。 近づき過ぎるのは危険なので、ある程度の距離を保ちつつ、30秒以上噴霧を続けます。 ハチは徐々に地面に落ちていき、巣の周りが静かになりました。 その後は、長い棒で巣を叩き落とします。 ゴミ袋に入れますが、このときも再度巣に向けて殺虫剤を振っておきました。 地面に落ちた死骸は、ほうきと塵取りで回収していきます。 死んでいても毒針や毒液は残っているため、素手で触るのはおすすめできません。 巣がまた作られないように、駆除した場所にも再度殺虫剤を撒きました。 こうして無事にアシナガバチの巣の駆除を終えて、お客様に確認していただきました。 ご夫婦共に安心されたご様子で、喜んでいただけて良かったです。 スズメバチではなくアシナガバチだからといって、ご自身で巣を取り除くのは非常に危険です。 私どもにお任せいただければ、ていねいにしっかりと駆除作業させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。