【鶴ヶ島市三ツ木】キイロスズメバチの巣駆除
蜂の種類 | キイロスズメバチ |
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施工内容 | キイロスズメバチの巣駆除 |
施工箇所 | 屋根の下 |
対応エリア | 鶴ヶ島市三ツ木 |
今回は、埼玉県鶴ヶ島市三ツ木にお住まいのお客様からアシナガバチの巣を駆除するようご依頼いただき現地に伺いました。 アシナガバチは、人を刺す危険性が高いハチの一種です。 ハチ目スズメバチ科アシナガバチ亜科に属するものはすべてアシナガバチと呼ばれており、日本では11種類が確認されています。 名前の通り後ろ脚が長く、細長い体型が特徴的です。 ミツバチの場合は一度刺した針がお腹ごと抜け落ちるため、1匹のハチに何度も刺されることはありませんが、アシナガバチの場合は針が残るため同じハチにも複数回刺される可能性があります。 同じ種類のハチに何度も刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす可能性が高まるため、このように何度も繰り返し刺してくるハチには専用の装備なしに迂闊に近付くことができません。 ただし、アシナガバチは飛ぶスピードが遅く、攻撃性が高いわけではないため近付かなければ被害に遭う可能性は低いです。 しかし、民家の軒下など人が出入りする場所に巣を作ることが多く、意図せずに巣に近付いてしまい刺されるケースが後を絶ちません。 そのため、住宅地など人が活動する地域では営巣を確認次第駆除する必要があるのです。 今回の事例では、物置にアシナガバチが営巣していました。 アシナガバチの巣は育房と呼ばれる幼虫を育てるための小部屋が露出しているため、同じく危険性の高いスズメバチの巣とは容易に見分けがつきます。 巣作りは毎年4~5月に開始されるため、初期の段階であれば働きバチも少なく簡単な駆除が可能です。 しかし、一度巣を駆除しても毎年同じ場所に何度も巣を作り直す習性があるため油断はできません。 アシナガバチの営巣を防ぐためには、エアゾールなど巣作りを防止する効果のあるスプレーを散布するのが効果的です。 巣全体が露出している分、ハチ駆除用の薬剤が効きやすい傾向にあり、これを利用して女王バチごと駆除する必要があります。 今回の例でも、まず薬剤を散布してハチの動きを止め、巣を取り外してビニール袋に密封し、ハチと巣の両方を駆除させていただきました。 また、再度ハチが戻ってきて営巣するのを防ぐためのスプレー散布も行っております。 アシナガバチは肉食で、人の活動領域であっても餌となる虫がいる限りは巣を作るハチです。 夏に近付くにつれて活動が活発的になり、働きバチの数も増えるため被害が増加します。 育房は新しく幼虫が生まれる度に繰り返し使用されるため、巣が小さいからといって働きバチが少ないとは限らないため注意が必要です。 また、近付いて刺激しない限りは大人しいものの巣に近付くと激しい威嚇行動と反撃に遭うため、お客様個人での駆除はおすすめできません。 ハチによる被害を出さないためにも、まだ活動が活発でない春から初夏のうちにプロの手で駆除するのが望ましいです。 今回は周囲に被害が及ぶ前に対処できたため、お客様にも安心していただけたようで、担当者としましてもほっと胸を撫で下ろす思いです。 飛んでいるアシナガバチや住宅に作られた巣を見つけた際は、ぜひ弊社に駆除をご依頼ください。