【鶴ヶ島市五味ヶ谷】アシナガバチの巣駆除
蜂の種類 | アシナガバチ |
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施工内容 | アシナガバチの巣駆除 |
施工箇所 | 窓の上 |
対応エリア | 鶴ヶ島市五味ヶ谷 |
今回は、埼玉県鶴ヶ島市五味ヶ谷のお客様から自宅の敷地内に植えられた木にスズメバチらしきハチの巣があるとご連絡いただき現場に伺いました。 スタッフが確認したところ、営巣していたハチはなんとスズメバチの中でも特に大型で危険度の高いオオスズメバチ。 周囲に被害が及ぶ前にと、すぐに駆除する運びとなりました。 オオスズメバチは、女王バチで4~4.5cm、働きバチで2.7~3.8cmと非常に大型のハチです。 凶暴で攻撃性が高いうえ、針から分泌される毒液の毒性も高い危険な存在になります。 針は7mmほどの長さがあり、外敵を撃退するまで何度でも刺してくるため、深刻な被害をもたらす可能性が高いです。 単に痛いだけでなく、刺された部分の皮膚が壊死する可能性もあるため、個人での駆除は絶対に避けてください。 針以外の大顎も強靭で、カチカチ鳴らして威嚇したり、獲物や外敵に噛み付いたりもします。 オオスズメバチは、越冬した女王バチが4月頃から活動を始め、土中や今回のように木の穴など、閉鎖的な空間に釣鐘状の巣を作ります。 4~5月の間はまだ10cm程度の巣であるため働きバチの数も少なく、ギリギリ個人でも対処が可能です。 しかし、この期間を過ぎて夏頃になると一気に働きバチの数が増え、巣も大規模なものになるため、厳重な装備を用いたプロによる対処が必要になります。 1つの巣のピークは9~10月頃で、働きバチの数は500~800匹ほどにまでのぼるため、巣の近くで襲われると最悪の事態を招きかねません。 大きさや営巣場所以外にも、ほかの種のスズメバチよりも体色がオレンジ色に近いという特徴があります。 日中は非常に活発で凶暴性が高いため、弊社でも駆除活動の主な時間帯は夜間です。 オオスズメバチの活動が落ち着いた頃合いを見計らって燻煙式の殺虫剤を焚き、巣穴に直接煙を入れて燻します。 見張りのハチが飛び回るため、スプレー式の殺虫剤もたくさん噴射して対処を行い、巣穴を塞いで戻りバチの駆除も行いました。 最終的に巣材をすべて取り除き、中のハチごと分厚めのビニール袋に密閉して駆除完了です。 巣が土の中に作られている場合、表層の土の重みで駆除の最中に巣が崩れる場合があります。 通常のハチは巣に近付かない限りは襲ってきませんが、オオスズメバチは巣を離れた狩場に近付いても襲ってくる可能性が高いです。 また、一度襲われるとなんと30mもの距離を追いかけてくるため、逃げ切るのが困難になります。 幸い、今回は周囲に大きな被害が出る前に対処できましたが、時期によっては非常に危険です。 オオスズメバチの巣らしきものを発見した場合はなるべく近付かず、まずはハチの種類の確認だけでも弊社にご相談いただければと思います。 万が一オオスズメバチの巣であった場合は、人的な被害が出る前に迅速に対処させていただきます。 アシナガバチやキイロスズメバチなど、オオスズメバチ以外のハチによる営巣なども、ぜひお電話にてご相談くださいませ。